「夕暮れの空]


http://ameblo.jp/naho0130/entry-12108283684.html



監督・撮影 麻田奈穂

脚本 莉乃


ガールズムービーの3作品の中の

1本です。


この作品の監督と撮影が麻田奈穂さん

「羊雲に乗って」とともに

声をかけてくれたのが麻田さんなのです。


麻田さんとは映画「それから、」神谷正倫、正智監督

作品でご一緒したのがきっかけ。

私は姑、彼女が次男の嫁さん。

同じシーンはなかったのですが、鋸南でのロケで

ご一緒したのでした。


麻田さんにこの作品で会って

開口早々、かなり辛辣な言葉を浴びせたのは私。

「麻田さん、女優と監督どちらがやりたいのですか?」

ちょっとだけ長く生きている私は心配しての言葉では

あったのですが。

私・・・すごくいけないですね。

本当ごめんなさい。


でも、麻田さんの現場の姿をみて

言葉を改めました。

そして

13年くらい前、アメリカの映画関係者が言った

「満利江ちゃん、映画がデジタル化することで、

あなたも映画が撮れる時代が来るんですよ!」という言葉を

思い出しました。

そうなんですね。


先ごろ、麻田さん監督の

「misson」という短編映画も上映され

拝見しましたが、男性監督となにもひけもとらない出来栄え。

女性監督特有の息づかいも感じられるのです。

すごく頑張っている!


私はちょっと古いところがあるから

映画監督は選ばれた人が監督として映画を作ると

思いこんできました。

それはそうした素晴らしい監督さんたちの現場にたて

その姿をみてきたからでもありますが、

今は変わってきました。



監督として作品を作り

世に送り出し、

観る人がダイレクトに映画と

監督として価値を評価する時代になったといいますか。


楽しい時代になりました。


女優であり、監督でもある。

いいじゃありませんか。


「満利江さんも、いろいろ携われてますね・・」

と麻田さんにもいわれました・・・。

そういえば、ずいぶんよそ見をしながら生きてきました。

無駄はないと思いますが

喰えないがために・・周りが心配して

書く仕事を下さったり、マネージメントもしたり

そこでついつい頑張っちゃう自分がいて・・でも

決して本望ではない気もして。


もちろんいい経験で栄養と思えるけれども

50代になって思ったことは

自分は何が一番やりたいかということを考えると

今の、表現を中心とした

女優業と三味線演奏を選んだわけなんです。

身は一つですから。

そして、最初に何を自分が目指したか・・なんですね。

それを成り立たせる・・。


それに

これから元気に身体がきくうちに

どう時間を使うかが勝負に

思えたからなんですね。

そういう意味では今がやっと自分らしいです。


と、いうことで

麻田さんとの出会いで


自分のことも今一度たちどまって

考えることが出来て、本当によかったと思います。


「夕暮れの空」での

役がらはお母さん役。


はらはらと娘のために泣きました。


「羊雲に乗って」とは真逆なキャラクターであります。



そういえば、中学の時の家庭科の授業の宿題で

人生設計を書いたのですが、なってないと

先生に書き直しを命令させました(笑)。


映画、映画ばかりで

結婚や子供~といったことが書かれていなくて

独身・・・女優業。不真面目かな・・・。

そうそう

映画を作る・・という目標もかかれていましたが。

愛川欣也さんの

自費で映画を作った「さよならモロッコ」という作品を

みた影響もあったのかな。ここは携わるということでお許しを。


まあ、一人身ということでは・・設計どおり?


あと映画や映像の時間をもつように

映画や映像の現場をを出来るだけうろちょろできるように

元気で頑張ることかなと思っています。


長い独り言になってしまいました。


「夕暮れの空」

応援よろしくお願いします。

上映は来年夏ころかな~~。告知は追って~。


麻田奈穂さんの応援もよろしくお願いします。

若いのですから

やりたいと思うことを

後悔すくなく突き進んでほしいです!