Mariの講座日記-0710
 「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」などのアニメーション背景美術を担当された、増山修さんのガッシュで描く風景画の技法書です。

 ま、好きなものに対してだけですが(汗)、私、結構勉強好きでしてね、可能な限り展覧会にも行きたいし本屋さんでこういった技法書をチェックしたりもするんです。
 
 アニメ好きでもありますから、表紙というか帯でこの本を手にしたのが正直なところですが、ページを開いてみるとジブリ特有の大好きな美しい夏空や草原が広がり、見ているだけでも欲しくなる一冊でした。
 そして内容は明確で分かり易く、私がふだんみなさんにお伝えしている事も書かれていました。また、改めて勉強になる事もたくさん書かれていました。

 画材は透明水彩ではなく不透明のガッシュでも、風景画を描く上で共通する事は数多く…。 良いものは結局良いということなのですが、こちらの本を閉じる頃には「あぁ不透明水彩もいいな~…」と思う自分がそこに…。
 私は透明水彩という画材が好きで、小学生だって美しく描ける透明水彩絵の具を使って欲しいと願っているのですが、実際は今までもおそらくこの先も不透明水彩絵の具「しか」、当たり前のように配布されないですよね…。

 であるなら、その不透明水彩絵の具を使いこなす技術を養うのもひとつだなと思います。 できるだけ楽しくね…♪ そういった考え方にぴったりな一冊でした。

 「学校では教えてくれない風景スケッチの法則」日貿出版から2100円で発売中。 夏休みの宿題である「思い出の絵」を描くのに、きっと役立ちますよ♪

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