最近グッと冷え込んだフィンランド。朝、家を出る時の気温0度…。
9月だというのに、もうこんなに気温が下がるんだなぁとしみじみ感じる、3年ぶりのフィンランドの秋。
仕事中に保育園からメッセージで連絡きていて、焦って見てみると、もう少し暖かい格好をさせてくるようにとのお達し。急いで秋服の買い出しへ。そう、この気温でもまだ「秋」と呼ばれるのが北欧の恐ろしいところ…。
しかし、子どもの秋服、冬服は高い。秋服と言ったって、東京の冬より寒いフィンランド、防風、防寒、防水がしっかりできている、スキーウェアのようなつなぎが必要。すぐに大きくなるから、この冬しか着られないと思うともったいないような気がしながら、でもこの寒さで薄着をさせるのは酷というもの。
Välikausihaalariと呼ばれる秋用のつなぎ。
ワンオペ育児の今週は、会社を少し早く出て保育園が閉まる5時前にお迎えに。寒くたって、雨が降っていたって、子どもたちを外で遊ばせて、夕方は園庭で保護者の迎えを待つのがフィンランド流。
みんなつなぎを着て、テディベアみたいな格好でお散歩、可愛い
が、ある日のこと。お迎えに行くと、園庭に小熊の姿が見えない。いつもなら走り回っているはずなのに、どこにもいない。砂場にもいない。大きい子のいる隣のクラスの庭との間にあるフェンス付近にもいない。
一体どこにいるの?先生たちは、子どもを迎えに来た別の保護者と笑いながら話しているし…。
別の保護者との話しが途切れるのを待って、「うちの子、どこにいるの?」と聞くと、「ここよ!寝てるのよ。お昼寝の時間に寝なかったから疲れちゃったのね。15分くらい前からここで寝てるの。」と先生が笑いながら指さしたのは…
コンクリートの地面…
確かに…
いた!