先月あたりからよく市場で見かける西洋アザミ。アーティチョークとも呼ばれる、愛らしい姿の野菜です。

主人の国ギリシャでもよく食べるのですが、自分で料理したことはなく、せっかくなんだから調理してみることに。イタリア人の友だちが、「スープにするなら4個は必要だよ。食べられる箇所はとても限られているから。」と教えてくれたので、アドバイス通り4個買ってみました。

ネットで調理法を検索すると、切り口が空気に触れると変色するのでレモン汁を塗るようにとのこと。

参考にしたのはこちら

実は西洋アザミを調理してみたくて買ってみたものの、調理法がわからずそのまま放置→古くなって捨てる、をすでに2回も繰り返しているのです食べ物を捨てることが苦手な私、今回こそはムダにしたくない、してはいけない!!というわけで、今日こそチャレンジ。

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レモンの輪切りも用意して、まずは花びらを剥がしていきます。

花びら占いなんて、昔あったなぁ、なんて思い出しながら剥がしていきましたが、花びら多すぎびっくり 何枚剥がしても芯の部分は出てこない。

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ふわふわなお花ガーベラが中から出て来るけどここは美味しくないから綺麗に取り除くように、と言われていたけれど、いつ出てくるのー?と思っていたら、ようやく出てきましたニコニコ

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これを取り除いて、レモン汁をかけて…たったこれだけのために、捨てる箇所が山のよう宇宙人くん

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こんなに手間を掛けてまで食べる価値があるのか?との疑問が浮かびます。なんて可愛い形なんだろう、絵に描いてみたい、とも思っていたけれど、今後は絵に描くだけにして、食べるのはレストランでのみにしよう。とりあえず絵には描きましたカラーパレット

…と思いながら作ったお昼のスープ。結構おいしい。特にベジタリアン月間の我が家に新しい食材の登場は、マンネリが防げて嬉しい爆笑

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ちなみにイタリア人の友だちに「こんなちょっぴりしか食べる場所がないの?」と写真を送ったら、「私はもうちょっと食べるかな」との返信がきました。

しかしこんなにたくさんの部分を捨てなくてはいけない野菜を初めて食べることにした人はすごいなぁ。私なら数枚花びらを剥がしただけで「この植物は食用ではない」と判断してしまいそう。食用だと判断してくれた先人、ありがとうニコニコ