来月一時帰国をすることになりました。今年2回目の一時帰国です。父の体調があまり芳しくないこと、祖母は病気一つせずに一人暮らしをしているものの95歳と高齢なことから、育休中の時間のある時にできるだけ会っておこうと思っているのです。
最後、フィンランド。毎年10月には初雪の降るヘルシンキ、年によってかなり気候が違うから予想が立ちにくいけど、一応防寒着は持って行った方がいい。フィンランドは物価も高いし、ここで使っておかないとマヨルカ島では一生使わなそうな冬服。
が、それはギリシャの義母も同じこと。昨年、余命3ヶ月と宣告されながら、孫が生まれたら元気を取り戻してくれ、衝撃の宣告から1年半、看護師さんやお手伝いさんに支えられながら一人暮らしをしています。今般、実家のあるロドス島までのチケットを私たち家族分買ってくれ、自身もいま住んでいるアテネからロドス島まで酸素吸入をしながら飛行機に乗ってくるという…。飛行機に乗ろうという気力、お医者さんの同意書をもらえるまでの体力が回復していることは喜ぶべきこと。どうしても思い出のたくさんあるロドス島で、孫と会いたいようなのです。
スペインのマヨルカ島からギリシャのロドス島までは直行便がなく、なんとマヨルカ島からバルセロナ、バルセロナからアテネ、アテネからロドス島と三本も飛行機を乗り継ぎます。
そこで問題になるのは、子連れでの移動。飛行機に乗ってしまえばなんとかなることは経験済みですが、空港内の移動やら、不意のオムツ替えやら、離乳食の準備や持ち込みやら、考えると結構面倒くさいのです。帰りもたくさん乗り継ぎをするのは大変だ、ということで、私と息子の2人だけロドス島からヘルシンキへ(ロドス島はマヨルカ島同様、北ヨーロッパの人々のリゾート地なのでヘルシンキへの直行便あり)、そしてヘルシンキから成田へ向かうことにしたのです。帰りは成田からヘルシンキへ、ヘルシンキに6日間滞在してマヨルカ島に戻る予定。乗り継ぎが面倒だと言いながら、かなりの移動は免れず、日本は遠いなぁと感じます。
さて、荷造り。何十回、いやもしかしたら何百回しているかもしれないのに、何度やっても苦手な荷造り。特に今回は、まだ夏のようなロドス島に10日、心地よい秋風が吹いているであろう東京に3週間、雪が降っているかもしれないヘルシンキに6日間と、夏服、秋服、冬服の用意が必要なのが痛いところ…。
赤ちゃんの服だけでも、まずロドス島はマヨルカ島仕様でこんな感じかしら。
次、日本。秋晴れでも心地よい秋風が吹いているであろうから、長袖、長ズボンにパーカーが必要かな。靴下も。