ヘルシンキ中央駅前にあるAteneum(美術館)で、アルヴァ・アールト展が始まりました。2017年5月11日から9月24日まで開催です。
アルヴァ・アールトの作品を並べたと思われる部屋は(何の説明もなかった)、大きくて美しい窓からの光と、高い高い天井の効果もあって、すっきりと美しい。
他にはアルヴァ・アールトの手がけたサナトリウムや図書館などの写真、設計に関わる模型、サナトリウムのベッドなどが展示されていましたが、あまり興味がなくて通り過ぎる…。(たぶん一般的にはこちらの方が価値があるのでしょう。)
雪やひょうが降る中、つかの間の晴れ間!
下はフィンランディアホールの写真 (画像はお借りしています)
画像はまたまたお借りしていますが、アールトの花瓶は私自身も2つ愛用しています。丈の高いお花が、とても美しく見える逸品!
Ateneumに入るのも、3年前に行われたトーベ・ヤンソン生誕100周年展(ムーミンの作者)以来。モダニズム建築よりこういう建築のスタイルが私の好み。1887年に完成したこの美術館は、国定文化遺産建築に指定されているのだそうです。
天井の装飾も美しくて、首が痛くなるほど上ばかり見ていました。
建築家として有名なアルヴァ・アールトですが、インテリアの会社Artekを設立したことでもあることから、私には北欧インテリアの父、という位置づけです。すっきりとしたムダのないデザインのどこかに、曲線を融合させて、美しさを際立たせているのは、さすがです。
少しだけアートにふれた時間でした。