外免切り替え試験 3度目の正直

週1回開催の外免切り替え試験がある意味私たちのデートの日。

とはいえ、前回こてんぱんにやられた旦那の機嫌はすこぶる悪い。

行く前から『今回もダメだ』と行きたくないオーラを出しまくる。

けど国際免許の有効期限もあとわずか。

さて、3度目の今回はどうか…。

免許センターに行き、マニュアルの実技試験料1550円を支払う。

そして、今回の試験コースルートを告げられる。

本末転倒な話なのだが、コースをある程度覚えていないと、ウィンカーや確認が遅れるので合格しにくいという。

実際の運転では、初めての道も通る訳だから、コースを覚えることに何の意味があるのかと思うのだが…。

今回は同じく外免切り替えをするためにアメリカ人が1人いた。

アメリカじゃ、こういう免許の為の実技では実際の路上を走るよ、と。

トルコもそうだよ、と話していた。

さて、いざ試験。

今までの教訓からゆっくり進んで行ったし、目視もしたらしいが、首を振ってまでの確認はしなかった〜〜、と旦那。

『今回もダメか…』

と諦めながら結果を待つことに。

すると、さきほどの試験官がやってきて、

『OK、合格！』

と、あっさり告げるではないか！

今までの苦労が報われた瞬間。

旦那、一気に機嫌が良くなり笑顔に。

『先生ありがとうございます！』

と、試験官に感謝する。

実は旦那としては、今回はイマイチ手ごたえを感じていなかったらしい。

一番自信のあった前回、あれだけこてんぱんにやられていたから、すっかり自信を失っていたところで今回合格出来たので正直本人も驚いていた。

その後、書類を書き、視力検査(トルコ人の視力は一般的に日本人よりかなり良いのでは⁈多分2.0よりもっと見えていると思われる)をした後、写真撮影。

写真撮影があるとは知らず、髭を剃らずに行ったことを後悔する旦那。

でも、免許が取れる嬉しさが滲み出たウスら笑いを浮かべた免許写真が綺麗に撮れていた。

その後、さきほどの試験官が旦那の為に大事な事を説明するからと講義室で説明をしてくれた。

実は旦那の場合、パスポートのスタンプの記録から、トルコ入国から出国までの期間が11ヶ月しかなく1年に満たないことから、トルコの免許を取ってからトルコに滞在した証明が1年未満と見なされてしまい、初心者マークの対象となってしまうことだった。

実際はトルコで免許を取ってから10年クラスだし、日本でも国際免許で1年弱既に運転している。

しかし、これから1年間初心者マークが必要で、尚且つこの1年の間に違反や事故があれば、任意の初心者講習に行かなければ1年後再試験になるらしい。

しかし、その再試験はめちゃくちゃ厳しいのでまず合格しないから、再試験になれば確実に免許剥奪になると思って気をつけてね！と忠告してくれた。

試験官は、口数の多い方ではなかったが、実に人情味に満ちた方だった。

彼が免許を許可した事を後悔しないように、安全に気をつけて無事故無違反で運転して欲しいな、と願う。

免許センターに行った日は絶賛風邪っぴき中でした。でも笑顔。ようやく治ってきました。

その後、初心者マークを常に携帯しなきゃいけなくなった旦那…。

会社の車も運転するので、その度にマークを貼らなきゃいけないというダサい話でして。

『まだ国際免許使ったら初心者マークいらないかな？』

と言ってたが、無理やろー。

初心者マークを貼り付けたトラックとか、路上で見たことないから想像しただけで笑えるけど。

まさか、マークの貼り忘れで違反切符切られないように確実にマークを貼り付けてくれているものだと信じたい…。

点数面でもいろいろ厳しい初心者レッテルの1年間。

頑張れ！

まだ1年は始まったばかり…