カッパドキアでの移動の話。

ここカッパドキアでは電車はないので車がなければバスかタクシーが移動手段。

まずはタクシー編。

ガソリン代が高いトルコではタクシーはもちろん高い。
日本もタクシーはかなり高いけど、カッパドキアでは更に早くタクシーメーターが上がるイメージ。

初乗りも料金はまちまちだと思うけど、この間利用した時、車で2分の距離でも10リラ(約500円)支払いました。
平均給与が日本の半分以下なのを考えるとタクシーは高すぎて利用したくない。
まして深夜早朝なら尚更。
もちろん割増料金です。

まぁ地元のトルコ人は最初に交渉して、ある程度納得のいく料金で利用している事もあるし、なるべく知り合いのタクシーを利用して安くしてもらったりもしている。
けどやっぱり高い~!
(しかもスピード早いから私はちょっと怖い)。
↑だから助手席にはなるべく乗らない方が安心。

ちなみにタクシーで英語は通じるか⁇
もちろん観光客の多い地域では、英語を勉強しているドライバーは多い。
けど、仕事で使う言葉しか知らない人がほとんどで、意思疎通に問題があることもある。
それでもまだ少しでも英語が通じたらラッキー。
トルコも日本と同じように英語が得意な国ではない。
特に田舎では観光地以外はかなり通じにくい。
ただ、しゃべれる人は日本人の平均レベルより上手だし、しゃべれない人は挨拶も知らない位差がある。
カッパドキアは田舎でありながら世界的観光地。
だから英語が通じるかどうかの落差は激しいのです。
例えば乗る時に金額交渉しても降りる時にトラブルになることがあるのはドライバーが利用者の英語を理解していないのが原因なんじゃないかと思う事もある。

タクシーに限らずよく『騙されたー!』と大騒ぎしているお客様を見かけることもありますが、本当に騙されることは実は少なかったり。
なぜなら騙すことはプロの仕事。
地元の人もプロを警戒しているけど、イスラム教の教えのおかげか、素人さんは少ない気がする。
ただ、日本人と計算の仕方が違うし、時々計算も出来ない人もいる。その上検算を怠るから、間違えることはよくある。
料金違ってたら、最初からヒステリーにならず、訂正してあげてね。
これは買い物でも同じ(^^)

そんな理由から、旅行者が利用する時は出来ればガイドさんや旅行会社が知っているタクシー会社で、彼らに金額を交渉してもらうのが一番楽で安心。
カッパドキアをタクシーで観光するなら、いちいち呼ぶより、1日いくらでチャーターした方が安くストレスもなく観光出来るのかもしれないです。

ちなみにタクシーはホテルや店やガソリンスタンドなどのスタッフに言えば親切に呼んでくれることが多いです。

タクシーは高い、とはいえ
移動手段が限られるカッパドキアでは旅行者のみならず、地元の人にとっても重要な足なのです。



※イスタンブールなどの都会では料金や事情などがまた変わってくるので(渋滞も多いし)、あくまで参考程度に捉えてくださいね。