先日知ったちょっと前のニュース

凶悪事件が頻発するメキシコの街の警察署長に女子大生がなったことで、世界から絶賛された昨年のニュースの続報。
彼女は「自分は無知だった」との言葉とともに、今年アメリカへ亡命してたのね

知らなかった

脅迫を受けたり、実際に署内の女性が行方不明のままらしい。

やっぱり中南米は危険だわ～って思いながら、
昨日観たのが「闇の列車、光の旅」

2009年のミニシアター上映映画。
世界最貧国と言われるホンジュラス移民の少女とメキシコのギャング団の一員である青年との偶然の出会いを軸に、中南米の厳しい状況を現実に即して描いたロードムービー。

中南米諸国からメキシコを経由して、アメリカに密入国しようとする人は年間１３万人。
暑くても雨が降っても、走る列車の屋根に乗ったまま２３００kmの旅をするそう。
列車からの転落や途中での殺害、強制送還もあるため、このうちどれだけの人がアメリカへ渡れるのだろうか・・・。

ちなみにメキシコのギャングは、実在の大組織をモデルにしたもの。
「シティ・オブ・ゴッド」も衝撃的だったけど、子供の頃からピストル持っちゃだめだよ～

元警察署長の女子大生の話もそうだけど、自分はなんと恵まれた国に生まれたのかとあらためて実感させられたよ

屋根のある家に住めて、透明な水も飲めて、不自由なくご飯も食べられ、自分の生きる道を選ぶことができ、戦争のない平和な国でのびのびと生きられることがなんと素晴らしいことなのか

全てのことに感謝しながら生きていきたいね