劇団四季
演出家 浅利慶太 ７回忌の動画。
こんなに素晴らしい演出家がいたという事を
次の世代にもずっと伝えていきたいなと思います。
演出家浅利慶太がいなければ
今の日本のミュージカル界や
劇団四季はなかった。
それだけ偉大だった浅利先生。
～生きることの喜びを
味わっていただくことだと思います。
「人生は素晴らしいな」
「生きていてよかったな」
これをお客様が味わっていただく
そのことが
我々の仕事だと思います～
浅利慶太
浅利先生の理念はしっかりと受け継がれていて
劇団四季の舞台はいつ観ても最高です
劇団四季に入った初日。
初めて浅利先生とお会いし
本当に嬉しかった事を昨日のことのように
覚えています。
心弾ませて劇団四季の稽古場に足を踏み入れ
浅利先生からの最初のお言葉は
「観る天国 やる地獄」
舞台はとても華やかだけれど
役者になるのは本当に厳しい世界だと。
「慣れ、ダレ、崩れ、去れ！」
慣れてダレて崩れた者は去ってくれと。
無理だと思う者はここからすぐ出て行ってくれと
言われ、心引き締まった日から
懸命に劇団四季時代を過ごした日々。
浅利先生の動画を見て
「観る天国 やる地獄」の言葉を
ふと思いだし、浅利先生の言葉通り
本当にとても厳しい世界だったけれど
地獄と思ったことは一度もなかったと
今回改めて思ってしまいました。
好きだからどんなに大変でも
一生懸命でいられたし
どんな壁も乗り越える事ができた。
舞台という素晴らしさを知り
今でも魅了されているのは
浅利先生のおかげです