最初に買った、全部セットで1万円のバイオリンは、弦の張っていないバイオリン本体と弓その他で届いたのでした。
素人なのに自分で組み立てるのか…と思いつつ、昔ギターの弦も張ったことあるし、少し前にキットのウクレレを組立てるイベントがあって、まあまあ上手くできて楽しかったのでなんとかなるだろうと、安易にスタート。

組立て説明書を見ながら、自分で駒を立てて弦を張る。張ろうとしてペグを回すと駒が倒れる→駒を立てる→駒の向きが間違ってる気がしてやり直す→ペグを回すと…を数回繰り返して、ようやく4本の弦がバイオリン本体に並ぶ。たぶん1時間くらいかかったかも。

弓には松脂をとりあえずたっぷり塗る。

次はチューニング。調弦のための調子笛というのが付属品であったので、それで試してみるも、そもそも調子笛なんか使ったことないので、調子笛を正しく鳴らせなくて、まともな音が出ない。これならピアノで音をとった方がマシ、と笛は速攻で諦める。

ピアノで音を取りながら何度も試行錯誤し、合間に一度弦が切れ、ようやくGDAEの音程に合わせた頃には疲れ果て、そっとバイオリンをケースに収めたのでした。