SAM、シンガポールアートミュージアムの向かいに、
SAM@8Qという4階建ての建物があります。
こちらでは、親子でも楽しめる展示があるということで
お招きを受け、オリーブ(2歳0ヶ月)と行ってきました
受付で、入場料を払ったら、入館証であるシールがもらえるので
これを見えるところに貼っておけば、出入り自由。
大人は$6、6歳以下の子どもは無料です。(学生は$3)
館内はそこまで広くないのですが、たくさんの展示があります。
全ては回りきれていないので、少しだけご紹介させてください
こちらは、毛糸や布など、色々な素材でできたオブジェ。
床に置いてある部分は、子どもも触れます。
実際、皆触って遊んでいました
ガイドさんが、このパネルの前に立って、
ここから何か見えますか?と。
私たちは、きょろきょろ見渡すんだけど、何もみつからなくて。
すると、この黄色いパネルの上に、キノコが!!
「こんな風に、日常的に、私たちはちょっとしたことを見逃してしまっていることがよくあります。
道ばたに咲いている花を、『きれいだな』と立ち止まって
愛でることは、ありますか?」
と、そんなメッセージがこめられているそう。
館内には8カ所(確か)、キノコが隠れて生えているそうで、
それを全部見つけられるかどうかも楽しめます。
これには娘がハマって、
「あー!まま!あしょこ!マッシュルームあったよ〜!」
と、見つけては喜んでいました
こんなところにマッシュルーム。
こちらは、靴を脱いであがるスペース。
ビー玉が埋め込まれているように見えるものは、
実はシンガポールの風景写真が入っているんです。
そして、床にはいくつか穴が開いていて、
そこに耳をつけてみると、
MRTの音が聞こえるそう。
こちらは、インドのアーティストの方の作品。
真ん中の木は、新聞紙をコーヒーや紅茶で染めたもので出来ています。
壁には、一面の松ぼっくり!
見ていると、スタッフの方が、
どうぞ!と、松ぼっくりを触らせてくれました。
娘、初めて松ぼっくりに触りました。
ちょっと、不気味なこの部屋.......
私の夢の中、というテーマだったような。
境界線のない世界を現しているということで、
陸のものと海のものが、逆転していたり、
中に入っている人がどういう人かよく見えないし
わからないんだけど、
「細かいことはどうだって良いんだよ〜」
というメッセージがこめられているそう。
いろいろなものを身につけているひと。
これも、別になんでもいーじゃん、みたいなメッセージ。
何をかぶっているのかわからないし、
中の人のこともよくわからない......
よくわからないものに対して、
人は「怖い」と思うんだなぁと再確認....
(これは私の感覚)
そのお隣には、うってかわって、可愛い空間が!!
作者の、幼少の頃過ごしたお庭を現しているそうで、
メルヘンチックだし、色合いも優しくて、
鳥が飛んでいたり、ひもをひっぱったりできて
子どもも楽しんでいました!
これひっぱってごらん〜〜とスタッフの方に
ひもを渡されるオリーブ。
こんな可愛いオブジェも。ゆらゆら揺らせます。
全体はこんな感じ。
階段を上がって次に行ったのは、ビビッドカラーの世界が広がるお部屋!
ここでは、段ボールをひもで吊るしたものをもらえて、
備え付けのテーブルと椅子で、好きに色づけが出来ます。
色塗りが出来るスペースがいくつもあったのがすごく良かったです!
子どもたち、自分で作るという行為が大好きなので、
大人はアートを鑑賞し、その間に
子どもはお絵描き、ということができます
最後に行ったここには、ラジコンカー?みたいな
ロボットが、お絵描きをしているところでした。
このロボット、実は、アプリをダウンロードした人が
全世界から自由にお絵描きをしているそうなんです。
これって、すごいことだね!
世界中から、遠隔でこんな操作ができるんだね!
というメッセージだけではなく、
ミサイルや、戦争に関する武器も、
遠隔でいとも簡単に操作できてしまう時代だということでもある。
その警鐘を、デモや反対運動で言うのではなく、
こういうアートで表現しているのだそうです。
帰り道にも、
「ままぁ!マッシュルームあったぁ〜!!
」
今まで、ナショナルギャラリーばかり行っていたのですが、
一味違ったアートで、こちらも子連れで楽しめるスポットでした。
SAM @8Q
8 Queen St Singapore188535
毎日、10時から19時まで。金曜日は21時まであいています。
最寄り駅は、ブラスバサー駅になります。