虚山さんに聞きたいこと | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

先月ちーちゃん にお借りして、頭の中がこのことでいっぱいになって

電車を乗り間違えたりした漫画『ムーたち』のことを書きます。

ムーたち 1 (1) (モーニングKC)/榎本 俊二
¥620
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榎本俊二さんの漫画は、ラーメンズ小林賢太郎氏が榎本さんのファンで、

ラーメンズの本『つくるひと デコ』でも対談をしていることからもずっと気になっていました。

ラーメンズつくるひとデコ/ラーメンズ
¥1,344
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ただ、そのまま気になったまま年月が経ち・・・


たまたま私が好きそうなマンガがあるから!とちーちゃんが貸してくれたところ、

確かに私の好きなマンガになりました。

ジャンル的にも、1つの話が短いギャグ漫画って、私が一番好きなジャンルです。

マンガの話なんてしたことなかったのに、よくわかったね。



どの話の発想も、頭が少しねじれそうになる感じが好きなのですが、

私が特に好きなのは、1巻の「moo.8 前後向き」。


他の話に比べると分かりやすい、それほどひねりのない話であろう回ではありますが、

この話に出てくる”徹底した前向き人間”の前川君と”徹底した後ろ向き人間”の後藤君と、

ムー夫(主人公。『天才バカボン』で言うバカボン的存在)の父(『天才バカボン』でいうバカボンのパパ的存在)

の会話が良いです。


たとえば、3人が歩いていると鳥のフンが降ってきます。

後藤君は「きたねーなー」と言うのに、前川君は「ウンがつきました」と言う。

おまけに、服にまでフンがたれていることに対しても前川君は

「新しいコートを買おうか迷っていたが、これで決心がつきました」と言います。


どちらの生き方が良いか、どちらが生きやすいかは人それぞれの好みだろうなと思いますが、

同じ出来事に対しても、両極端のとらえ方ができるというのが面白いです。




ファンなだけあって、ラーメンズのコントに近いエッセンスも感じます。


ラーメンズファンで、気になりつつもまだ榎本さんの漫画を読んでいない方がいらしたら、

この機会にぜひお読みください!

ムーたち 2 (2) (モーニングKC)/榎本 俊二
¥620
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で、私が虚山家(ムー夫一家)のみなさんに聞きたいのは、

「マリコ」はアメリカで言ったら何なんだってことです。

元かもしれないけどメジャーな名前だから、

あの「●●は日本で言ったら■■」のくだりに入ってて欲しかった!

(ちなみに、「マリアンヌ」はフランス人の名前なので、違います。)


虚山さん、お手すきの際にでも、お教えくださらないでしょうか。


ゴッド・ブレス・ユー。