夜になると人魚の歌が聞こえる

永遠にかなうことのない恋

足からは赤い血が

それでも彼女は踊り続ける

永遠に報われることがないことを知りながら


なんて哀しいことなのだろう

黄金色の長い髪

青く澄んだ瞳は憂いに満ちて

その美しい口から溜息混じりに

語られる愛の言葉


届くことのない愛の言葉は

宙を舞って

波の合間をさまよう

そして永遠の命は闇に葬られ

泡となって砕け散る



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