コーラ、ファンタ、スプライト。。。
「炭酸飲料水」
これが、日本で統一された名称です。
同じように、イギリスでは「fizzy drink(s)」
イタリアでは「bibite gassate/bevande gassate」
(ガスの入っている飲み物の意)
アメリカでの呼ばれ方は、
pop(ポップ) soda(ソーダ) coke(コーク、コーラでなくても)
大きく、この3つに分けられます
地域によって名称が変わる事は、どこでもある事ですが、
アメリカは国土の広さ、多人種、国として新しいことにより
文化、伝統があまり発達、発生していない、などの理由により、
統一されていない名称(言葉)が、他の国よりも
多く存在していると思われます。
その中でも多いのが、「炭酸飲料水」などの比較的新しい日常語。
辞書で引いてみても、沢山の言葉が並んでいて、
どれを選んで使ったらいいか分からない、という経験はありませんか。
同じアメリカだから、とうっかり(?)違う地域の語彙を使うと
人によっては、「あ〜、ここではね、OOっていうんだよ〜。」
と、頼んでもないやったらしく押し付けがましい英語レッスンを
即興で、される事にもなりかねません。
ちなみに。。。
(こういった、幼稚なおつむ比べともいえる、ない知識の見せびらかしは、
その人のインテリレベルに比例しています。知識人になればなるほど、
こういう事は絶対しないものです。相手がその単語を
分からない/知らないと、様子を見せると、相手が気を悪くしないように
さりげなく説明してくれるものです。なので、こういう目にあっても、
この人はおつむの程度が乏しいのだな、とくらい思って大丈夫です。)
本題に戻りまして。。。
この地図がそれ以上に興味深いと思ったのは、
この別れ方がランダムではないように思えるからです。
ニューヨークを始めとする東海岸と西海岸を代表するカリフォルニア州、
フロリダ州の先端、他ちらちらと、が同じ色になっています。
そしておおざっばに中西部、南部で別れています。
もちろん、地域や州の区切れと関係している、という事もあります。
ただ、両海岸が一致しているというのは、単なる偶然ではなく、
また、単なる地域によるものでもなく、必然的な物ではないかと思います。
両海岸の一致は「炭酸飲料水」の名称だけではありません。
これは、2016年の大統領選の結果です。
赤が共和党が、青が民主党が勝利した州を表しています。
もちろん、一概には言えませんが、
政治的見解の一致、経済的レベルの一致、社会の多様性レベルの一致、
生活観/スタイルの一致、社会の常識や人々の共通概念の一致。
カリフォルニアの人がニューヨークに住んでも、またその逆でも、
カルチャーショックはないのですが、中西部、南部に移り住むと、
軽くカルチャーショックを感じる、というのもこういう所に
所以しているのではないでしょうか。
アメリカをいくつかの国に分けるとしたら、ちょうど、
この「炭酸飲料水」の色を参考にして分けてみると、
政治的にも、民衆の見解、嗜好、気質、的にも
上手く纏まるのではないかと、思わせる、
そんな奥深い図なのでありました。

