王様かどうかは別にして
動物愛護に限らず
消費者は自らの力を今一度
認識し直すべきだと思う。
一人一人のチカラは
微力である。
しかし、
その集積こそが
消費者という「巨人」
私達の社会を司る
経済、政治、法律。
その強大さは
私達に時として無力感を
与えるけれど
それらを
支える数多の人達が
巨人の動向のすべてを
注視しています。
すべては
巨人ありき。
一人一人の
その一票が
その一円が
その意思が
世の中という大海の成分。
巨人の血液であり細胞。
この世界の一片を
成しているというのに。
巨人は自分が
巨人であることも
その大きさや
そのチカラの波及の苛烈さを
自覚していません。
当の巨人に
それを気づかせないように
あらゆる手段
ていのいい
カテゴライズで
分断を促され
熱量や力量を
分散させられた結果
一人では
何も出来ないと
その無力さばかりを
刷り込まれている。
私達一人一人は
ある時は
巨人の一部となり
ある時は巨人と対峙する
勢力にもなる。
大切なのは
何かに対して
一辺倒に
傾倒することを
扇動されることを
良しとせず
本来あるべき方向を
一人一人が
知覚し
覚醒していくこと。
その丁寧な
意識の積み重ねが
ある一定の
ラインに達したとき
世の中を
劇的なシフトチェンジに
向かわせる。
これはまさに
コロナ禍で
良くも悪くも
私達が
体験したこと。