コロナ禍で
自粛生活を送る今
犬や猫を
迎えたいという人が
増えているという話を
耳にしています。
感染予防対策として
保護団体の譲渡会も
開かれていない中・・・
先が見えないという現実に
蓋をするように
思うように出歩けない
家に留め置かれる
ストレスのはけ口に
ペットショップで
気晴らし癒し目的で
犬猫達を衝動買いする人達。
そうした人達が後々
飼育放棄に
走らないことだけを
切に願っています。
犬猫を
どこから
迎えたとしても
看取るまで
添い遂げてほしい。
彼らは
常に懸命に
人に寄り添おうとします。
人に懐かないと
言われている子ですら
懐くための努力を
その子なりに
日々繰り返しています。
彼らは
誠心誠意
全力で来ます。
だから
こちらも
誠心誠意
全力で
向き合わなければ
怪我をします。
目があって・・
運命を感じたとしても
そこに愛はあるのか?
何があっても
手放せなくなる
愛着を感じているのか?
よくよく
考えてみてほしい。
飼育放棄の理由として
よく言われるのが
アレルギー問題。
実際発症したなら
どうしようもないし
程度問題・・
かもしれませんが
残念ながら
我慢だけで
乗り越えられる
問題でもありません。
アレルギーという
見えない敵を前に
犬猫達も
飼い主も
苦労しなくて
済むのですから
特にお子さんのある
ご家庭の方は
彼らを家族に
迎える迎えないの
話をする前に
家族全員の
アレルギー検査を
してほしい。
アレルギーがあると
わかっていたなら
最初から
犬猫を飼うこと自体
考えないだろうし
飼育放棄などの
辛い選択を
しなくても
済むかもしれない。
大切で
大好きだった人が
ある日、急に
居なくなる。
理由がどうあれ
彼らには
その意味など
わかるはずも
ありません。
その圧倒的な不在に
彼らは
戸惑うことしか
出来ないのです。
犬が好き
猫が好き
ならばこそ
家族として迎える
その前に
事前の
アレルギー検査と
自身や家族の
生活スタイルや
彼らに与えられる
飼養環境を
冷静に
客観的に判断し
時間的、経済的に
彼らのニーズに誠実に
応えられるかどうかを
塾考して
頂きたいのです。
本当に
好きだからこそ
飼わない。
そんな選択も
あることを
あえて
明記しておきたいと
思います。
彼らは
決して贅沢を
望んでいる
訳ではありません。
彼らは
私達人間と
心や愛を
分け与え合いながら
生きて
いきたいだけです。
彼らの
生きる場所は
飼い主さんの
心にしか
ありません。
だからこそ
彼らを受け入れる
心のゆとりが
本当にあるかどうか。
家族全員の
心にあるかどうか。
結局は
それが一番
大切なんです。