先日、ニューヨークの
国際政治学者
イアン・ブレマーさんが
コロナと
これからの
世界のあり方について
話していた
NHKのインタビューで
これから人々は
どう暮らしていけばいいかと問われ
「みんな犬を飼えばいい」と言って
聞き手の人を
驚かせていたけれど
実際、
本当にそうだと思う。
発言の素晴らしさ
そのリーダーシップを
賞賛されている
あのニューヨーク州知事の
クオモさんは
三人の娘さんを育てる
シングルファーザーで
キャプテンという犬を
飼っているそうだ。
コロナに打ち勝ち
乗り越えるために
必要なのは
多分、愛だ。
それも
利他的に
危機意識を持ち得る
母性に由来する愛。
安倍さんは
ずっと
女性活躍の時代と
言って来たけれど
多分、男社会の
手の平の中で
女性を活躍させるという
考えだったんだろうと思う。
コロナは
経済優先の
父性的な考え方を打ち壊し
母性が放つ
命優先の考え方を
全ての人間に
理解させようとしている。
母性の学びは
一つの命の
始まりから
終わりまでを
その心で
しっかりと受け止め
咀嚼することでしか
得られません。
身近な犬猫達は
愚直なまでの生き様と
その短い命をもって
私達人間に
命とは何かを教える
無名の師であり
彼らとの
真摯な関わりで
私達人間の心に
育まれる母性は
その人自身の心命をも
より健やかなものへと
導くものであります。
今、コロナが
蔓延するに至った
地球から
求められているのは
人類の母性。
人々の熱狂と興奮と
貪欲さの中で
発展して来た世界から
一人一人が
足るを知り
慎ましくも心豊かな
母性的な生き方へと
男女の区別なく
力づくで
未知のウィルスに
振り向けられている
気さえしてくるのです。
いままでの
想像以上のことを
創造すること。
これからの世界に
必要なチカラです。