譲渡会が各地で

中止されています。

 

正直、

あと何日、何ヶ月で

コロナが収束するかは

誰にも予想出来ません。

 

人々の行動変容が

完了しなければ

穴の空いたザルのように

これまでの自粛さえ

無意味なものになります。

 

その上、年単位で

何千何万単位で

人が亡くなり

一時的であったとしても

失業者も激増する

可能性もあります。

 

今、新たな里親に向けて

譲渡を促進することは

大変リスキーだと思う。

加えて、

各地に点在する

保護シェルターに関しても

大きな危惧を抱いています。

 

人々の善意の寄付によって

維持されている

シェルターであるからこそ

保護した

動物達と同様に

そこに関わる人達の

安心と安全を第一に

考えなくてはなりません。

 

今後、世の中が

不安定になれば

窮状を訴えたところで

寄付が思うように

集まらなくなる事態も

想定していなければ

危険です。

 

せめて、

このコロナが収束するまで

今、シェルターで

保護している子達を

関わるスタッフや

過去に里親に

なってくれた人達に

呼びかけ

それぞれの家庭内へと

一時預かりを

してもらうなどの

対策をとるべきではないかと

考えています。

 

すでに、そうした

行動指針を

示している団体も

出始めています。

 

個人的には

大型犬や中型犬など

室内が難しく

屋外飼養になったとしても

家庭という傘の下に

一頭一頭を振り分け

緊急避難

させるべきだと思う。

 

シェルターに

住み込んで世話をする

体制ならいいとしても

基本的に

通いで、複数人が

出入りするやり方は

極力避けるべきだとも思う。

 

なぜ、そんなことを

言うかといえば

多頭を抱えたままの

シェルターで

万が一にも

人人感染が起きたら

保護犬猫達の預かり先探しは

かなり厳しいものになるのは

想像に難くない事態だから。

 

集まった人達から

クラスターが起きたら・・・

シェルターの

犬猫達のみならず 

活動された方達の

お家の子や家族にまで

その影響が及ぶうえ

愛護活動に関する

社会的な信用の失墜が

一個人

一団体のみならず

愛護全体に

及ぶ可能性もあるからです。

 

そうなったら

どうするのか。

 

最悪、

センターに

動物達を戻すなんていう

本末転倒な事態さえ

想定の範囲内に

考えられるほど

非常事態になる可能性があると

個人的には思っています。

 

シェルターの犬達の

状態にもよりますが

ひとまず犬達を

健康な家庭に避難させ

空いた場所に

感染し入院を

余儀なくされた方達の

犬を可能な範囲で預かるなどの

社会貢献があっても

良いと思ってもいます。

 

そうした活動が、

社会的認知されることも

愛護の裾野を広げる

一助になると思います。

 

もし、そうした

危機意識が無かったり

緊急対応が

図れない事情があるなら

そもそも

そのシステムや

活動のあり方自体

すでに、破綻

していたのだと

思わざるを得ません。

 

この緊急事態下で

彼らや

他者を守るため

私達一人一人が

唯一出来ることは

「ステイホーム。」

 

我が家も軽く

シェルター状態・・・

感染は絶対に

許されません。

 

自戒を込めて。