オリンピックの延期が
決まりました。
コロナという
目に見えない
ミクロのウィルスが
マクロ経済を
揺るがしています。
環境汚染問題では
足並みがまったく
揃わなかった各国の対応が
コロナを前に世界規模で
否応なく
足並みが揃っていく。
暮らしや仕事のあり方が
これまでにない方法や手段が
急速に広まっていき
それとともに
その至便性や
新たな価値観が世界的に
創出される
時代の節目にいるような
気がしています。
人々は
あらゆる情報を容易に
手に入れられるようになり
そして、世界へ向けて
発信することも
驚くほど容易になりました。
これまで
特定の人々だけにしか
許されていなかった発信力が
バリアフリーで
誰にでも可能となった今
これまで既得権益で
当然とされて来たことが
あっけなく駆逐され
掻き流され始めています。
これまでの
キャリアや
物差しが
通用しない
価値観の変革。
犬や猫など
人間と暮らす動物達に
求められるものが
この価値観の変革のなかで
今後、どんな
位置づけを得るのか。
主体が飼い主でも
飼われる動物でもない
ペット業界の
利益ファーストの
ビジネスモデルからの
意識的な脱却。
彼らがいかに
人類にとって
ポジティブで
有意義な存在であるか
私達が彼らを救ったり
助けるという発想ではなく
私達の方が彼らに
助けられ救われているという事実を
いかに発信していけるか。
ペット業界の当たり前を
撃ち壊すことが出来るのは
政治や法律ではなく
知識を持った消費者だけです。
彼らに手を伸ばす時に
持つべき知識と
彼らと暮らしたら
手離せなくなる愛着を
いかに一般化させていくか。
自分の犬猫だけの話しではなく
犬猫全体の話しに
いかに昇華させていけるか。
これまでと
まったく違う方法や
方向性から
可哀想と可愛い以上の
本質的な価値を知らせるべく
彼らに心を寄せる
一人一人の実感を
ストーリーにして
発信してもらうことが
新しい動物愛護の形に
なっていくような気がします。