凄惨なネグレクトの現実〜どうか、その子を手離して下さい〜外に捨てるばかりが飼育放棄ではありません。共に暮らしている中で命の尊厳を打ち捨てられるという現実もあるのです。そもそも飼い主の義務を果たさない人間に飼い主の権利や資格など主張出来る道理はありません。犬は飼い主を選べません。どんなに酷い扱いを飼い主から受けていたとしても。第三者がましてやその犬が飼い主を罰することは出来ないのです。私達の暮らすこの社会は彼らを家族と言い仲間と言い有り余る恩恵を享受しながらどうしようもなく愚かで無慈悲な人間から彼らを助ける術すら持ち合わせていないのが現実なのです。