もしも、身近な
散歩道や公園
ドッグランなどに
犬に害のある
食べ物を撒かれたら…。

正直こうしたことは
考えることも
口にするのも嫌です。 

あってはならない
ことですが
悪意の有無に関わらず
絶対にないとは
言い切れません。

特に小型犬は
身体が小さく
異物に対しての
許容量も小さいため 
異物が小さかったり
たとえ少量であっても
大事に至りやすいので
要注意です。

どうしても拾い食いを
正しきれなかったら
犬を守るために
マズルガードを
付けてあげることも
飼い主としての優しさです。
噛まないように
食べないようにという発想ではなく
加害者や被害者にさせないために
適宜飼い主が判断し
必要な配慮をすることが
犬を守ることの本質です。

昔に比べて
犬はより身近な存在になり
様々な場所へ
犬を連れて行くことに
寛容な社会の
流れがある一方、
そうした風潮や
犬の飼い方やしつけ方
散歩の仕方など

犬に対して
内心に不満を持つ人は
飼い主が思う以上に
多いのも事実です。 

犬の飼い方や
飼い主自身の
立ち居振る舞いに
小さな不満やストレスが
蓄積された結果
こうした無差別的な嫌がらせに
繋がる可能性は
誰にも否定出来ません。

飼い主からしてみたら
どうしたらそんな
卑劣なことが出来るのか
理解できませんし
残念ながら
どんな人間が
そんなことをするか
事前に知る術はありません。

動物への虐待事件が
人への深刻な事件を
予兆するものとの
理解が深まりつつある現在
警察の方も以前よりは
動物への犯罪行為に
関心を持ってくれるように
なってはいますが
こうした卑劣な行為を防ぐ
具体的な策は
これといって何もないのです。 
 
こうしたことがあると
事の大小に関わらず
フェイスブックやSNSで
あっと言う間に
情報が拡散されますが
それを見た人の中には
そうした卑劣な行為を
非難する人ばかりとは
限らないということを
私達飼い主は
冷静に受け止め
なくては
なりません。

一人一人が
マナーやルールを守り
身近な飼い主同士のみならず
地域の人達との
良好なコミュニケーションに励み
横の繋がりの連携を深め
危機感を持って
監視の目を増やし
協力し合いながら
自衛していくことでしか
犬を守る方法はありません。

グイグイ散歩をしない。
拾い食いをさせない。
他者に迷惑をかけない。 

ランの中では
犬から目を離さない。
悪戯に興奮させない。
ランにいる時や散歩中
オヤツや餌を
あげる習慣を作らない。

今回、こうした記事を
ブログにアップいたしましたのは
固有の事案を拡散させるためでも
卑劣なことをする人間に対しての
非難中傷のためではありません。

愛する犬達を
卑劣な人間から守るため
私達飼い主が出来ることは何か。
今一度考えて頂く機会に
して頂けましたなら
幸いに存じますm(_ _)m。