ドッグランでよくある事・・・。
犬同士の喧嘩の仲裁で人が流血・・・。

正直、犬を飼っている以上
怪我は仕方ないと思っています。
自分の犬であろうと
人の犬であろうと
止めなければ駄目なときは
覚悟して止めます。

自分の怪我も困りますが
いずれの犬達にも怪我を負わせるわけには行きません。
犬を連れる人間の責任として。

もちろん、その前に
犬を読み取るという手立てがありますが
周りにいる人間、
最低でもそれぞれの飼い主が自分の犬を読んでいないと
止められる喧嘩も止められないものになります。

無知は罪です。

犬のことで
本当に悩んでいる人には
私の知る限りのすべてのことを使って
チカラになってあげたい。

問題は
自分の犬の問題に悩まない飼い主。
相手の犬、自分の犬もしくは相手の飼い主のせいにして
自分の立場だけを守ろうとする飼い主・・・。
・・・私自身、そうならないように
気を付けなければならないと常々思っています・・・。
ドッグランのような場所では
加害者側になるか被害者側になるかは
誰でも常に紙一重ですから。

悩まないのは
問題を問題としてまったく見ていないか
問題を人間の感情で推し量り
理解した気になって
犬の真意を理解しよう
きちんと躾けてあげようという意識がないのです。

躾けは飼い主にとっては義務ですが
犬にとっては権利なのです。
犬は躾けられることを求めています。
なぜなら、ルールを決めてもらうことで
精神が安定するからです。

飼い主がいたずらに犬の行動にナーバスになるのも駄目です。
かと言って「この子はいつもこうだから」という飼い主も駄目です。
犬はとてもセンシティブに飼い主の感情を読み取ります。
諦め放任している飼い主の態度に犬は自分が見放されている
守ってくれる人は誰もいないと感じ取り
問題行動をどんどん悪化させます。

叱るときは叱る
褒めるときは褒める
好き放題を許すことが愛情ではありません。
メリハリがなければ
犬だって訳が解りません。
言葉が通じない相手なら尚更、イライラします。
自分の気持ちを理解せず
勝手な気持ちを押しつけられたら私だってイライラします。

どんな、犬だって常に完璧ではありません。
その場の状況や
相手次第で
普段おとなしい犬だって
牙を剥く時はあります。
ルイスもまこも同じです。

だって犬は犬ですから。