誘導瞑想vs瞑想
瞑想を身に付けようとする初心者がまず悩むのが、誘導瞑想と瞑想のどちらを実践するかということです。
ここでは、両方の瞑想法について紹介します。どちらの方法が自分の求めているものに合っているか、判断してください。
誘導瞑想は、誰かの誘導に従って行う瞑想です。つまり、瞑想を行っている間ずっと、あなたは誰かに話しかけられているような状態です。
この方法には、いくつかの長所と短所があります。
様々な瞑想法について深く理解したいと考える人は、誘導瞑想も試してみると良いかもしれません。
誘導瞑想には、いくつかの方法があります。指導者が少人数を集めてグループで行う誘導瞑想セッションに参加したり、誘導瞑想用のCDやDVDを使って自分で行ったりします。
初めて瞑想を行う人は、誘導瞑想セッションに参加するのが良いでしょう。瞑想を行う間ずっと、ずっと指導者が説明してくれるからです。そして、瞑想中にどのような感覚を得るべきか、また、どのような状態になるべきかを教えてくれます。
例えば、誘導瞑想セッションで深呼吸を用いた瞑想法を習う場合、指導者がリラックスの仕方や体の緊張のほぐし方を教えてくれます。
指導者はまた、瞑想中に何を考え、感じるべきかも教えてくれます。良い指導者であれば、自宅でできるエクササイズも教えてくれるでしょう。家で瞑想を試してみるためのエクササイズです。
誘導瞑想の明らかな短所は、瞑想中に誰かがずっと話しかけているということです。話しかけられていると、じっくりと瞑想に取り組めないと感じる人もいるでしょう。
瞑想のプロセスを学び、覚えるまでは、何度も誘導瞑想のセッションに参加する必要があります。
プロセスを理解したら、誘導瞑想のセッションに参加しながらも、自分1人で行ってみましょう。瞑想センターによっては、誘導なしで、グループで瞑想を行うクラスを設けているところがあります。
誰も話さず、静かにグループで瞑想を行うのです。ただし、グループで行う瞑想では、多くの場合、ヒーリング・ミュージックを使用して瞑想を行います。
都会から離れ、自然豊かな場所で、誘導なしの瞑想を行うクラスもあります。
その時は、リラックスするために、自然の音を利用します。
それでも、やはり、誘導なしの瞑想では、誰も声を発しないということが重要です。
瞑想を終える時には、グループのリーダーが、特別な合図の音で、終わりを告げます。
何年も瞑想を続けてきた指導者は、初心者に、まず誘導瞑想セッションに参加するよう勧めます。そうすれば、瞑想の初心者でも、どうやって理想の心の状態になれるのかを学べるからです。
瞑想は誰でも身に付けることができますし、普段の生活をより良いものに変えてくれます。
周囲の環境に対処していくためにも、瞑想はとても重要な方法と言えます。誘導瞑想セッションに何度か参加すれば、自分1人でも、誘導なしで瞑想できるようになるでしょう。
そして、続けるうちに、より良く瞑想できるようになるでしょう。誘導瞑想用のCDをいくつか購入するのも、良い考えと言えます。瞑想の途中で、どうすれば良いか分からなくなった時、CDから流れる音や声を参考にできるからです。
クリスさんは、ウェブサイト「メディテーション・ミュージック(バロック・ミュージック)」で、瞑想用のバロック音楽を提供しています。また、ウェブサイト「リラクゼーション・テクニック・フォー・ストレス・マネジメント」では、6ステップからなる簡単な瞑想プログラムを提供しています。