

霊能者マリア・デュヴァルさんは、素晴らしいタロット占い師だ。
私もマリアさんが書いた本でタロットについて学んだ。
未来を予知するためにタロットカードを使っている人は、質問をしっかり考えることが大切だ。
タロットがイエスかノーかを答えるためのものだとは思わないこと。
理にかなった質問をしよう。導かれた答えは、指針や助言になるだけだ。
決して絶対的なものと解釈しないように。
タロットカードが深刻な状況を切り抜ける助けになったのだと信じている人たちがいる。
そして、私自身もそう思っている。
導かれたカードの解釈はタロット占い師の“力量”によって違うので、
最初のうちは、考えをまとめる時に助言が必要な人もいるだろう。
カードに潜む意味と解釈の仕方が分かれば、タロット占いは誰にでもできるのだ。
先ほども書いたように、タロットカードで人生の進む方向が分かるわけではない。
お金の問題や恋愛運の無さはタロットカードでも解決することはできないだろう。
ある特定の日にあなたが結婚するかどうか、
あるいは子供が生まれるかどうかという質問の答えは出せないのだ。
こんな風に限界はあるが、いまだにタロットに予言を求める人は多い。
何世紀も前から行われているし、困難なことが起きた時には、人は安心感を求めるからだ。
こうしてタロットは人生や探求において色々役立っている。

