ペタしてねペタしてね

“ノー”と言って断るのは難しいこともある。
それが悪い話ではない時はなおさらのこと。

心の奥底では、“ノー”と言うように潜在意識が訴えているが、
実際には、嫌々ながらも、愛想よく承諾してしまうだろう。

人生で最もつらい瞬間かもしれない。例えば、友人にタバコを吸ってみないかと誘われたとしよう。
健康に悪いと分かっていても、友人たちに見つめられ、けしかけられたら、
仕方なく受け入れてしまうものだ。同情の余地はあるだろうか?

私も“ノー”と言えずに困っていた。そんなわけで、
しぶしぶ応じる羽目になりそうな状況をなくすよう全力を尽くしている。

“ノー”と言うと人から嫌われてしまうとずっと思っていたのだ。
それで、自分の好きなことを犠牲にして、色々引き受けていたものだ。2~3年前までは。

ある時これは健全ではないと気づき、全く必要ない時には“ノー”と言うことを学び始めた。
最初は大変だったが。

私から“ノー”と言われたことなど、ほとんど無い人たちはショックを受けていた。

でも私はやらねばならなかった。
“ノー”と言うようになって、自分にどれほどの重荷を課してきたのか分かった。

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