最近、本当にくだらないYouTubeも多く、特に谷桃子バレエの例のYouTubeはひどいものであれをバレエの世界の標準とは思って欲しくないなぁと心から思う事がいろいろあります。

地下アイドルのように消費されている女性バレリーナたちが本当に気の毒で胸が痛む。


そのことはゆっくり書こうと思うのですが、私はどうしても世界中のバレエの動画をみるから、いろいろバレエの最近のYouTubeものも上がってきます(みなさまもそうかと思いますが)


そのなかで、このABSというバレエ教室のりお先生のYouTubeをこのところ2本見たのだけど、こちらはめちゃくちゃ同意しかないものでした、というか私がいつもここで書いてはバレエ親御さんにむかっとされたり脅しのメッセージいただいたりしていること、笑



ユースカンパニーや研修生というものの落とし穴についても語られています。

「ユースカンパニーという形で結局お月謝を払わせるビジネス、それはカンパニーではなく、また留学、留学でもない、ピンからキリまで、ほとんど全部がそうではない、無料で働かせられる、でも経験をあげたでしよう?と言われる」

って本当に娘も今日本人を見て心配していることです。(特にイタリアは本当に酷いので)

「留学したらプロになれる、それは嘘、嘘も嘘、都市伝説」と言い切ってくれています、本当にそうだから!


でもその中で

「そもそもプロになる事をそうそう求めてなくて留学という一つのゴールがある人もいるらしい」

と気づいたという話。

(まぁ、そういう人がまた教師として留学経験ありと言ってバレエ教室開くことも多いからこれまた問題だと思うけど)


私はそこにもうひとつ、「バレエ留学している娘のママ」である事を求めている人がいるというのも加えたいと思います。

絶対にそんなところより、日本のちゃんとした指導者に見てもらう方が本人の為になるのにどうしても、大金払い(それもステイタス?)子供を多少というかかなり危険な環境に置いてでも、「留学させている娘がいていつもそれを心配しているワタシ」というストーリーの中に自分がいたい母、という人をこれまで何度か見てきました。

これだけはね、絶対にまともな母たるものはここからは卒業した方が良いです。


まぁそういう方とこの動画の中で先生の語る留学というビジネスが見事にマッチして、お金さえ払えば買える留学というシステムが出来上がっているのだろうなと思います。


そして谷桃子もそうなんだけど、本当に自分たちの世界の中だけでの昇格とか細かく分類ね。

もう本当に意味がない、世界で全く相手にされないレベルの中で細かく分類して課金勢の中でいつも競わせる。

そのエリアで競い合っても全く意味はないですよっていう。

言ってみればおばさんバレエの中で細かく分類分けしているのと同じ感じかな。



以下引用↓


世の中的には留学が目標→世の中じゃない!日本!


あそこの教室はバンバン留学させててすごい→だから何?

たくさんの生徒にお金を払わせたとしか見えない。

みんな全額奨学金で留学したという実績があれば本当にブラボー👏


すごくはっきり仰っているけど本当にそうだと思う。

正直に言うと、お金を払う留学とお金を払わない留学は、大きな違いがあります。

「いくら払ったのか知りたいです、私は」っていうのはね、本当に正しい判断基準なんです、今にして心から実感しています。

留学生には「資金要員」と「大切に育てたい生徒」がいる事をこの15年、まざまざと見てきました。


資金要員、無料働き要員、そういう留学ならば、先生がおっしゃっているみたいに、親元でじっくり日本で学ぶ方が犠牲になるものは(金銭も含めて)少ないし、それに勉強だって大切ですし、親から学ぶべきことも本来はたくさんあるわけですから、しっかり考えるべきだと思います。


プロのダンサーになりたいから海外で就職活動したい!っていう時にもう資金が尽きてしまうよりずっと良いと思います。


これは何もバレエに限らず、どんな留学でも、どんなビジョンで?というのは心に留めておかないとと思います。


↓またまたかつてアメ限で書いていたものを全体公開にします。



そして、りお先生のYouTubeのもう一本もここに貼っておきます。



それとね、新国立劇場で踊るロシアで少し働いていたバレリーナさんのインタビューを(有料記事なので出だしだけ)見たのですが、ロシアで働いていた時には公務員のお給料をもらえた、という記事だったのです。

でも、ロシアの公務員のお給料って?と思うとまぁ11万円くらいなんですよね、帰国する時、やはり親の援助ないと飛行機代は難しいかな?っていうのはあるんですよね。

それに今は戦争もあります、そんなことまでしていく価値があるのかな?ってちゃんと考えてそれでもなお、というならそれもありだと思います。

(その辺のことは二つ目のYouTubeでアメリカのバレエ団との比較でも話されていますね)


今年も夏に娘が帰国する事になりました。

恐ろしい!航空券の高騰。


でも娘の劇場は夏の帰省に対しても援助があって(1200€)それはとてもありがたい制度です。


バレエ学校を出て、さぁ就職しましょう、っていう時は正直言って選り好みなんてしている場合じゃないんです(そうじゃない人ももちろんいます)

だからもちろん初めはそうやって自分を求めてくれるところで働く、だけどそこから段々と自分のためにいかに1番優しい環境か、それはVISAのことだったりその国の人たちとの相性だったり藝監や劇場のシステムとの相性、などをそこから今度は見て選択する時期かくると思います(でもそれはめちゃくちゃ恵まれているということなんだけど)


文化や教養について、語学の大切さなど(ニヤニヤ笑うとか頷くとかね)話されているので、ぜひ時間をとって全部見てみることをお勧めします。