台風は、神様の涙。大き過ぎて溢れてしまった。助けたい人がいる。護りたい人がいる。それってどれだけ素晴らしい事だろう。

神様が、地球上の全ての生命を愛してやまないのなら、それを痛めつける神様の気持ちは、どれだけお辛かっただろうか。
心ない言葉をかけられ、愛する我が子が離れていっても、いつだって側で見守っている神様は、どれだけお苦しい思いをなされただろうか。


日本は、今回も守られた。
でもそれは、決して、神様だけの力ではない。沢山の助け合いの思いや強く生きる精神を持つ人々、祈りをもってして、誰かの救いを強く願った人がいるからである。

生命の流れは、人が触れてはいけない、神の領域にある。それは、食事にも、生活にも、人間は、仮暮らしのアリエッティの様に、この世に仮住まいさせて頂いている。

これ以上、生命の流れを難しくしてはならない。遺伝子組み換えの野菜、発癌性の危険がある化学調味料他、利益重視の家畜の生産。

命をもう、蔑ろにしてはならない。
人だけが、この世に住んでいる訳では無いのだから。動物の命を、植物の輝きを、天気を、地震・津波・台風を、私達は、傲慢な人の配下に置くわけにはいかないのだ。

八百万の神様を、今こそ重要視すべきである。今こそ、地球をかえりみるべきである。
今こそ、人の生き方を改めて見直す必要があるのだ。どうか、どうか、
この祈りが全世界に届いて欲しい。