去年読んだ
ホリエモンこと
堀江貴文さんの本
『ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく~』。
ホリエモンがライブドア事件で、
実刑判決を受け、
刑務所に入った後、
仮釈放された時に書いた本なんだけど、
すごく良くて勇気づけられる言葉が多かった。
この『ゼロ』という本、
こんな前書きで始まるだけど、、、
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そして僕は逮捕され、
すべてを失った。
いま僕の心の中はとても静かだ。
久しぶりに経験するゼロの自分は、
意外なほどにすがすがしい。
もう飾る必要はないし、
誰かと戦う必要もない。
いまなら
語れる気がする。
ありのままの堀江貴文を。
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なんか、このくだりからして、
もうグッと響いて。。。
前書きだけではなく、
そこで語られた
「ありのままの堀江貴文さん」の話も、
すごく良くて、
本が赤のマーカー線だらけになるほど。
「どうしたらラクできますか?」
という質問をされて、、、というくだりを読み、
こんなこと、直球で聞く人がいるんだ!
なんて正直な人なんだろう!
と感心した私。
私自身、会社員時代は、
職場の人間関係がストレスフル過ぎて、
自分より成功してると思う人に
心の中で、この質問してたなあ。。。
それに対するホリエモンの答えは、、、
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仕事や人生においてラクをすること。
それは、掛け算を使うということだ。
5+5で10の成果を出すのではなく、
5×5で25の成果を出す。
同じ時間、同じ労力を使いながら、
より大きな結果を残していく。
僕がメディアに登場するようになって以来、
繰り返し訴えてきた
「掛け算によるショートカット」だ。
しかし、
これまでの僕はショートカットの有効性を
強調するあまり、
その前提にあるはずの「足し算」部分について、
ほとんど語ってこなかった。
人はだれしもゼロの状態からスタートする。
そして、
ゼロの自分にいくら掛け算をしても、
出てくる答えはゼロのままだ。
(中略)
掛け算を覚える前に、
足し算を覚えよう。
他者の力を利用する前に、
自分の地力を底上げしよう。
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うーん・・・
「自分の地力を底上げしよう」かあ。。。
いやはや、身につまされます。
思えば、私は、この「ラクな道はない」って
諦める&明らめることができなくて、
長い間もがいてきました。
※諦めるは、明らかにする・明らめる。
↑ 私は、この考えが大好き。
どっかにラクな道があると思って、
やることやらずに、
ウロウロとそれを探し続けるから、
さらに苦しくなる、しんどくなる。
それを繰り返してきたところがあります。
最近、やっと「最初からラクな道はない」と
諦め&明らめることができてきました。
結果、回り道&迷い道をしなくなり、
エネルギーの無駄使いが減った気がします。
諦める&明らめる。
そのことで、心の平和と自由を得ました。
諦めないことも大事だけど、
諦めることも大事。
これ、自分に一生言い聞かせていくんだろうなと思います。