入園式の挨拶文作成のヒント

入園のシーズンがやってきます

幼稚園で保護者代表として挨拶のお願いをされた方もいるのではないでしょうか

挨拶は緊張するものですが、それ以上に、子供達の幸せを願い、大切な我が子を幼稚園に送り出す保護者の気持ちに寄り添い、いつもお世話になっている幼稚園で感じたこと・学んだこと・感謝したいことなどを伝える素晴らしいひと時でもあります。

この記事が挨拶文の全体の流れやヒントをお探しの方の一助になれれば嬉しいです

例文ここから↓ピンク色は解説

【自己紹介とお祝いの言葉】

(幼稚園によって形式ばったものか、シンプルなものか加減。園長先生の挨拶など他の方のお話に合わせて、その場で調整するのもアリ)

ご紹介ありがとうございます。○○○ ○○(氏名)と申します。お子様のご入園後進級に際しまして、保護者を代表して一言ご挨拶させていただきます。

本日、○○幼稚園にご入園された皆さま、ご進級された皆さま、おめでとうございます。

【子供達へのおはなし】

(こどもに伝わる簡単なことばで、短く、幼稚園生活が楽しみになるようなことを♪)

ご入園されたみなさま、今日からみんな○○幼稚園の新しい仲間です。お絵描き、折り紙、砂遊びに水遊び、大きな積み木でお家をつくったり、外には登って遊べるジャングルジムもあります。お兄さんお姉さん、優しい先生もいます。楽しいことがいっぱいあります。みんなのびのび遊んで、素敵な想い出を沢山作ってください。

【保護者へのことば】

(幼稚園の素敵なところを紹介する。保護者の気持ちに寄り添ったものだと、柔らかい雰囲気になります)

保護者の皆様、本日はお子様のご入園、誠におめでとうございます。お子様が集団生活を始める事に喜びとともに、もしかしたら不安な気持ちもあるかと思います。○○幼稚園の先生方はお子様に向き合い、本当に大切にしてくださいます。一人一人の個性や好き嫌い、心の中のこと、色んなことを覚えて保育してくださいます。植物の種に早く芽が出ろと言って押してもつまんでも芽は出ません。今度は芽が出たから早く伸びろと引っ張っても切れたり潰れたりしてしまいます。○○幼稚園は環境を整え、先生のふところで子供たちをのびのびと遊ばせ、愛情を注いでくださいます。そして、子どもが伸びるのをちゃんと待ってくださいます。どうぞ安心してお子様を送り出していただきたいと思います。

【園の職員の方々への感謝とお願い】

そして、園長先生をはじめ先生方、いつもありがとうございます。今年もお手数をおかけすることもあるかと思います。時には厳しく暖かく見守ってくださいますようよろしくお願いいたします。そして今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

【願いや祈り】

(キリスト教付属の幼稚園なので、神様へのお祈りも込めて書きました)

保護者の皆様とお子様が、○○幼稚園の温もりのなかで幸せに過ごしますように。良いときも悪い時も神様が共にいて守り導いてくださり、愛と祝福に満ちた園生活になることをお祈りして、簡単ではございますが、お祝いの言葉とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。

令和○年○月○日

○○(幼稚園正式名称)幼稚園

保護者代表　○○○ ○○(読み上げた人の肩書きと氏名)

↑ここまで。

子ども達の集中力はとても短いです。実際に入園式でご挨拶して、この文の長さでちょうどよかったかなと思いました。

また、先に挨拶される園長先生方と内容が被ることもあると思いますので、その場でご自分の挨拶文を調整する心の準備があると慌てないですみます