いよいよ、この季節が本格的にやってきてしまいましたね。
窓の外は柔らかな春の光が差し込んでいて、本来なら「いい天気だな」と外に飛び出したくなるはずなのに、現実はそれどころではありません。朝、目が覚めた瞬間から鼻がムズムズして、一度スイッチが入ると止まらないくしゃみの連発。目は砂でも入ったかのようにゴロゴロして、掻けば掻くほど真っ赤に腫れてしまう。
一歩一歩、目の前の宝の地図を埋めるように、外の空気を吸いながら健康的に歩きたいと思っているのに、この時期ばかりは外に出るのがちょっとした決死の覚悟です。
重い腰を上げて耳鼻科へ行き、処方された薬を飲み始めたものの、今度は薬特有のあの「ぼんやりとした眠気」との戦いが始まります。鼻が詰まって思考が鈍るか、薬で眠くなるか。どちらにせよ、シャキッと一日を過ごすのが本当に難しい時期ですよね。
マスクを二重にしたり、帰宅してすぐに服を払ったり、空気清浄機をフル稼働させたり。地味な対策を一つひとつ積み重ねていく時間は、なんだか終わりの見えない修行のようにも感じられます。
でも、これもまた季節の移ろいの一部。
この辛い時期を乗り越えた先に、本当に心地よい、花粉の気配が消えた新緑の季節が待っているはずです。
今はただ、点鼻薬と目薬を相棒にして、少しでも快適な場所を探しながら、一歩一歩この「花粉の迷宮」を抜け出すために歩んでいこうと思います。
早く、思いっきり深呼吸しても鼻がムズムズしない、穏やかな春の午後が来てほしいものですね。