泣いて話せない私を

母は抱きしめてくれた



捜してくれたの…



と母も泣いていた





この時の気持ちを

どう表現していいか


今も分からない






そして

泣きながら家の中へ入り


たくさんたくさん話をした




つもりだったけど



途中 夫と二人になった時



もっと話しな



と言われた




話してはいるけど


それは自分の気持ちを

殆ど出してはいなかった



夫は そういう意味で

言ったんだと思う



でも 

私にとって


それはとても難しい



自分の気持ちを外に出すことは

なかなか出来ない



元の性格もあるんだろうけど


育ってきた環境は大きいかな



母と話してる時も

次は何を話せばいいんだろ


と思っていたのは事実



母なんだけど

それは分かってるんだけど


20年以上も会ってないんだから

急に母娘にはなれない




きっとこの20年以上の時間は


どんなに一緒に過ごしても


縮める事はできない



仕方のない事だけどね






















夫は自分が段取りを
するから

会うまでは

電話もするな


と電話番号も教えてくれなかった


夫と実母が連絡を取り
実母の家で
会う日が決まった




その日は

ワクワクしていた



道中も
ずっと嬉しくて
待ち遠しかった


アパートの階段を上がっている時の
事もよく覚えている


どんな人だろう

どんな顔をしているだろう

色んな話をしたいな


ニコニコしながらチャイムを押した




でも顔を見た瞬間


涙があふれた















夫は名刺を渡し

meeの夫です

と挨拶をした


すぐに家の中に
入れてくれた


古いアパートで
入ってすぐキッチン

その奥に2部屋


沢山のお花と

水槽にはカラフルなグッピー

そしてセキセイインコが一羽


実母は
一人暮らしだった



仕事は
運送会社のトラック運転手

大型ではなくて
普通免許で乗れるトラック



ちょっと意外だったかな



2〜3時間 話をして
電話番号を聞いて帰ってきた夫




似てる


って