昼寝をさせようとしても

わたしが寝る気配は全くなく
結局添い寝していた
祖母の方が眠ってしまい

小さな私が
その背中をトントンする係
が定着してしまってた
幼少期

7歳の頃の記憶は
シカゴにて
階下で大人たちがパーティーを

その物音で
眠れないって何時間も泣いて

その後
お友達のおうちにお泊まり
修学旅行も眠れずで

学生時代の雑魚寝のスキー旅行など
人のいびきで
三日間眠れずだったり

社会人になってからは
薬を使用するようになり

いまでも
耳栓
真っ暗
慣れ親しんだ寝具
ひとり部屋
やっと眠れるってレベル

そんなわたしを母は昔から
「豆のお姫様」だから
困るわねぇ
って
いつも憐んでいたの

でも絵本の内容は
はっきりとは覚えていなかった

その絵本のあらすじがね

いま読み始めた本の
最初のほうに載っていたの!
(このあとの話の伏線ぽい)

アンデルセン童話の
「えんどうまめの上にねたおひめさま」

・・・
王子様は
本当のお姫様と結婚したいと思っているのだが
世界中を探し回っても
みつけることができずにいた

ある嵐の夜
身なりがボロボロの少女がお城にやってくる
そして
自分をお姫様だという

お后様は
それが本当かどうか
確かめようとするのだけれど

その方法とは
・・・
少女のベッドの上に
一粒のえんどうまめを置き

その上に羽根布団を何枚も敷いて
そこに少女を眠らせる
というもの

翌日
お后が少女に
よく眠れたかと聞いてみると

少女は

布団の下に何か硬いものがあったので
よく眠れませんでした
と答えるわけ

するとお后様は

そんなに感じやすいのは
本当のお姫様だと確信し
少女は王子さまとめでたく結婚をする
・・・
って
ツッコミどころ満載の話だったー笑い泣き


いや
なにがいいたいかって

自分(の感覚)を生きる
って何年かコツコツやってきて

自己否定はうすくなっても

やっぱり
悲しくなってしまう
わたしの性質だったわけで

いつでも
だれがいても
スヤスヤ眠ってしまう女の子に
昔からなりたくて

そんなだったら
もっと生きるのも簡単な気がして
環境を
大きく変えようとしている 

苦しみにさえ
変換されてしまいそうだった
わたしのその性能

デモ

これがワタシなんだ
って

わたしお姫様だったわー
ってデレデレ

要は頭の中を変えればいいだけ

世界基準を
ワタシに戻す❣️

だれに合わせようとしなくてもよくて

昔のように
嘘の自分を演じる必要もなくて

わたしは
こうなんです
これが心地いいんです
(なぜなら繊細な姫なもんで笑)

でゆけばいいんだ
って
なれたよ

どんなワタシ(アナタ)をも
面白がって
かわいがって
大切にできたなら

キット
未来は
あかるい

そのまんま
ありのまんまで

アナタの世界で
君臨せよ

その先に待ってるのは
キット
いつか夢見た
調和の世界

真理