14.節制
今回は節制のカードです
これは以前マルセイユタロットカードで記事を投稿したことがあります
https://ameblo.jp/mari-20211122/entry-12831389016.html
この投稿にも書きましたが、節制のカードの解釈って難しいんです
でも、今回ジューン澁澤先生が
私なりのパーフェクトな解釈が見つかりました
と仰られて説明をきかせていただくと…
もう素晴らしかったです
この難しい心の状態を
見事にある歌に喩えて説明してくださいました
ジューン澁澤先生のウエイト版タロットセミナーは全ての説明が分かりやすくて素晴らしいのですが、特にこの節制と世界のカードの解釈に感動しました
私はまず
なぜこの絵柄で『節制』というタイトルがつけられているのかわかりませんでした
他のカードはタイトルと絵柄が一致しているので理解できるのですが、
『節制』ってどういうこと?
なぜ天使がカップの水を移しているの?
と不思議でした
今回やっとジューン澁澤先生のセミナーを受講して理解できました
節制のカードの意味としては言葉の意味通り、
度を越さないように節度を保つ
ということです
カードの絵柄のカップの液体はワインと水だと言われています
濃いワインを水で割って飲むようにほどよい節度を保ちなさい
ということだそうです
泥酔せずにお酒を嗜むことも必要
つまり、
何事もほどよいさじ加減が大切ですよ
と言われているのです
この説明を聞くと、
うん…
うん…
まぁ、わかる…
という感じですよね
ここからのジューン澁澤先生の説明が凄かった
なんとなくわかるけどモヤモヤしているところをスッキリと分かりやすく説明してくれました
なんだか…レイザーラモンRGの
あるあるを早く言いたい〜
みたいになってますが
詳しくはセミナーへ…すみません
https://ameblo.jp/june-shibusawa/entry-12854984926.html
ジューン澁澤先生のセミナーでは、説明の後にその日勉強したカードを使って簡単に占いをする時間があります
その時私が引いたカードが節制でした
私は今月イベントに出店する日が多くて予定がビッシリ詰まっていて乗り越えられるか不安だったので、そのことについて占ってみたのです
私の質問に対してジューン澁澤先生が説明してくださったのは
完璧主義にならなくていいのよ
80点でいいのよ
ということでした
それを聞いてすごく楽になりました
皇帝のカードの記事にも書きましたが
完璧主義のつもりはないのですが
自分に対して厳しいようで…
ついつい100点じゃないといけないと思ってしまうんです
だから、私にとってこのカードは
100点じゃなくていいのよ、80点でいいの
肩の力を抜いてね
と優しく言ってくれているように思えました
そして、これは単に80点でいいのよー
という意味ではなく、
0か100に偏るということが良くないのよ
ということなのです
確かに、若い頃は特に
白🤍か黒🖤か
ハッキリさせたい性格でした
大人になるにつれ
グレー🩶でもいいか…
グレー🩶だからこそいいのか
と少しずつ思えてきました
白か黒かのどちらかに偏るから
逆側が目につく、鼻につく、のですよね
物事にもよるかもしれませんが、
それはあまり良いことではないのかなーと思います
何事もほどほどに…
このカードはそれを教えてくれているのです
それからワインと水の話にもあるように
矛盾した気持ち、出来事を同時に抱えている状態を表しています
特に恋愛、しかも辛い恋愛時がこの状態かもしれません
これはとても苦しいですよね
でも、このカードはその状態でもいいと言っています
イヤかもしれないけど、
今はそういう状態なのです
この辛い気持ちを味わってこそ
大人の階段を上ることができるのだと思います
今は辛いけど
あとからきっと
あ〜、そんなこともあったな〜
って思える日がやってきます
そして、後から思い出した時に
その出来事を甘酸っぱい思い出として
宝物のように思える時がやってきますよ
私も辛い恋愛をたくさん経験してきました
でもその経験のお蔭で磨かれたのだと思います
酸いも甘いも噛み分けて
少しずつ素敵な人になりましょう