Évoraから車で一時間半ほどの所にある、

ポルトガルの最も美しい村の一つといわれる、

Monsaraz/モンサラーシュに向かいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この辺りの風景はどこまでも見渡せる広大な平原

オリーブの木々だけが並んでいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小高い丘の上に村の集落があります

見えているのは要塞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村の入り口

さっそく撮影会が始まってしまう絵になる風景

ポルトガルの美しい村々は、

ギリシャの雰囲気とよく似ているように思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月の午前中

誰も住んでいないのか?という静けさの中、

この美しい風景を独占

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村は小高い丘にあり、周囲は城壁に囲まれています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えているのは海ではなくて湖

その先はスペインです

 

スペインからポルトガルを守るために、

軍の施設として使われた重要な拠点だったようです

 

その昔モンサラーシュはイスラム勢力からムーア人の手に渡り、

ユダヤ人の支配下におかれ、

後、エンリケ王子によってポルトガルのものになった 

 

 

 

ポルトガルに美しい村が数多くある理由は、

こうした歴史から読みよみ取れることもあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンサラーシュは夕暮れの景色が有名だそうで、

宿泊できる所もいくつかあるようでした

 

私たちが行った時はレストランが一つ、

雑貨店が一つ開いていたのですが、

その小さなお店にあるものがセンス良くて、

これは義両親にする?これは日本の家族に、と、

すんなり決めることができるものばかりで、

結局、ポルトガルのおみやげは、

この小さな村でほとんど終了となったのでした

一人でやっていた感じの良い店主は大新波・笑

 

こんな偶然の出会いはよい思い出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分あれば充分歩けてしまえる本当に小さな村

たぶん、それほど人が一気に押し寄せるということはなさそうで、

今の時代、どこも人が多い中、

これこそヨーロッパの最も美しい村の一つとして、

この静けさが続いていくといいなと思いました