編み物をする上で、一番気になることは何ですか?
生徒さんからよく聞くつぶやきは、
「目が揃わない・・・」
です。
目が揃ってなくても、別に構わないと、私個人は思いますが、
楽な姿勢で、無理なく編めるようになると、自然と目は揃ってくるものです。
では、楽に編むためにはどうしたらよいか。
理論上、きつく編むと目は揃いやすい・・・ですが、
きつく編むという事は、編んでる最中も編みにくく、編地が硬くなり、手触り感や着心地も悪くなってきます。
糸の素材や、編む物によっては、硬めに作る方が良い場合も時にありますが、
基本、適度な柔らかさは欲しいものです。
特に、ウールで暖かさを求めるものであれば、尚更です。
ガチガチに編むのではなく、ふんわり感を残したまま、目を揃えるにはどうしたらいいか?
棒針編みもかぎ針編みも、重要なのは、糸の張り具合。
左手(あるいは右手)にかけた糸が、常に適度な長さで、ピンと張った状態を保つ。
これにつきます。
では、どう持てばその状態になるのか?
教科書や基礎本の最初に針と糸の持ち方が出ていると思いますが、
あれが基本です。
しかし、
体の形が人それぞれ違うように、同じ棒針を持った手の形も、その人によって微妙に違います。
教科書や基礎本に出ている針の持ち方や糸のかけ方をそのまま真似て編んでも、何かしっくりこなければ、無理にその違和感を我慢しないで、自分なりの糸のかけ方に変えてもいいと思っています。
指の長さや手の湿り具合は人によって随分違うものです。
スムーズに糸が繰り出されて、人差し指から針までの長さが一定を保ち、ピンと張った状態。
その状態を保てる糸のかけ方を、ご自分なりに見つけてみて下さい。
ストレスなく(要らない力が入らない)糸が繰り出されてくれば、そこがベストポジション。
レッスンでは、おひとりおひとりの手元を見ながら、どうすれば目が揃ってくるか、をお伝えしています。
これだけは、対面でお伝えする方が伝わりやすい部分かと思います。
編み物に限らず手仕事はどれも、人の手がやることなので、それぞれ少しずつ違いがあり、それが味わいを生みます。
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