8月4日 土曜日
十日町市から柏崎市に抜ける田舎道を通り、K029へ。
どんどん山に進むにつれ、オットがセイガイが良い、面白いって言う。
両親、日本家屋をセイガイ造りと言う。これ先入観だった。
助手席に座るオットは、そうか流れる景色に日本家屋のお宅をみて
良いって言っていると思ったら、瀬替えだ、と指摘された。
瀬替えなんて知らなかった。
ここは新潟であり、山間部であり、田の面積は死活問題だったのだろう。
↑緑のカーブの部分を貴重な平らな農地とする為に、
直線的な水路(青い部分)を人工的に作った、それが瀬替え、
とオットが教えてくれた。
言われてみると、そんな土地がある、ある。
この土地に生きる人の知恵なんだと、これまで考えたこともなかった。
これはその瀬替えをモチーフに、
Uの字に掘ったところを川のカーブと見たてたもの。
すごく分かりやすい。
ここは十日町市でも、はずれの山間部。
自分にない発想ってすごく魅了されてしまう。
「人間は自然に内包される」を基本理念に2000年から始まった越後妻有
大地の芸術祭は、今開催で5回目。
K029 20 minutes walk 春日部幹/JAPAN