こんはんは。

昨日は念願のマティス展に行ってまいりました。

アンリ•マティス氏との出会いはそう、店頭にあったロイヤルシェイクスピアカンパニーのトートバックに惹かれ入った高円寺の雑貨屋さん。

人の顔が描かれたそのトートバッグを見つけてしまった私は、RSCのバックを投げ捨て（嘘です。ちゃんと元あった場所に戻して）一目惚れした何者かもわからないそのバックを購入したわけです。

そのバックの顔を描いてたのが

そう

アンリ•マティス氏だったわけです。

いつか彼の絵を観にニースに行きたいなと思っていたところ

東京に来てくれる！！！という大ニュースがTikTokから舞い込んできました。（まさかの媒体。）

滑り込みでどうにか見に行けたわけです。

解説大好き人間なので

しっかり安藤サクラさんのお声のガイドを聴きながら2時間見て回りました。

マティス氏は線と色彩を生涯かけて研究し続けてました。

この素敵な作品たちは彼の生涯を掛けて研究しつくした過程の中でできたもので、結果にこだわるのではなく過程って大事なんだなと思ったのです。

あと、晩年にJAZZという切り絵作品を作る中で彼は

「どんなに色彩が美しくとも並べるだけでは不十分です。色彩が互いに反応し合うようにしなければ不協和音になります。」

と述べています。

どんだけいい俳優が集まってもお互いに反応し合わないと面白くないよなとふと思い。

6月を目前にして改めて思わされたというか。

ヒントが降ってきた気がするのです。

あくまで気がする…笑

もちろん、そもそも自分自身が美しい色彩でなければ話にもならぬよね。

がんばろう。

って思ってたらInstagramのストーリーを見た方から

とある画家さんの恩師からもらった大事な言葉で

「どんな色だって隣り合う色彩によって美しくなれるんだよ」

って投稿を見つけたよと。

お互いを美しくし合えるような芝居ができたら最高だよな。

と思ったり。

隣り合う人間と共に美しい人生を送りたいものです。

話は戻り

光の入り方まで計算された礼拝堂。

こちらも美しい空間だった。

私はわりとインスタレーション的な

空間芸術に感動させられやすいらしい。

次のポーラ美術館の企画展も行こうと密かに企んでおるのだ。

にしてもやっぱり東京の美術館は人が多いのでニースでゆっくり浸りたいものです。

さぁ、台本が届いたので読み込もうじゃないか。

6月に向けて準備して行かなくては。

おやすみなさい。

どんな色だって隣り合う色彩によって美しくなれる。そんな人間になれたら最高だねってお話。