娘の入園式エピソード 2

　昨日の続きです。

　大泣きすることなくすんなりと私たちと別れて先生に連れられて行った娘。

　「結構大丈夫なんだね」

　「知らない間に大丈夫になったのかもね」

　などと話しながら、夫と私は講堂で入園式が行われるのを待っていました。

　すると程なくして子どもの泣き声が聞こえてきました。

　あら。やっぱりママやパパと別れて不安になって泣き出しちゃう子もいるんだね。うちが奇跡なぐらいだもんね

　と思ったその時。

　「 marino はるかちゃんのおかぁさまぁーー」

　え。まままさか。

　呼ばれるままに立ち上がると、ちょうどそこに先生に手を引かれて大泣きしたまま歩いてくる娘の姿が。

　そうか＿|￣|⚫。不安になって泣いたのはうちの子か。

　もう園児席に1人で座るなんて、絶対出来そうにありません。

　ーーということで。なんと私まで娘を抱いたまま園児席に着席する羽目になってしまいました。

　しかも泣いてるの、うちの子だけだった。。(〃_ _)σ∥

　式の後は母の会の顔合わせや役員決め の集まりもあったのですが、私は子ども達だけ各クラスに別れて入るのにも一緒に行かざるを得ず、夫が一人場違いな感じで代理に参加してました😅。

　そこから幼稚園に馴れるまでの大変だったこと。

　泣いてばかりでお弁当も食べられず、教室にも入れず、毎日事務室で一人の先生がずっと娘の相手をしてくださり、娘のお弁当を一口ずつ、先生と娘と交互に食べてくださったりして。

　その先生の根気強さにより、娘は少しずつ幼稚園に馴染んでいけたのでした。