千葉の義兄家族と過ごしたお話の続きを書こうと思っていたのですが。今日はちょっと横道に逸れます。
インドとカナダ、凄いことになってますね。今にも国交断絶の危機です。
インドにはシーク教という宗教がありまして。シーク教はインドからは独立したいわけです。
どれ程過激なことをしたのかは不勉強で私も分かりませんが、インド政府はそのリーダーをテロリストと断定。これは日本でもアメリカでも同じですが、テロリストと断定されてしまうと、その者は国家の存続を揺るがす存在と見なされ、捕まえられ次第死刑となります。
そのリーダーである Hardeep Singh Nijjar はカナダへ逃げまして、カナダ政府は彼に国籍を与え、カナダ人としてしまいました。
しかし、彼、何者かに銃殺されてしまったのです。
この銃殺に、インド政府が関与してあるのではないかという嫌疑があり、今大問題となっているわけです。
確固たる証拠はまだ出てきていないようですが、ほぼ確実だろうと見られています。インド側はしらばっくれてますけど。
インド政府からしてみれば、彼は重犯罪者な訳で、『カナダ政府はそんな者をかくまって国籍まで与えるなんて何たることだ』と思うでしょうし、カナダからしてみれはカナダ国民を殺された訳ですから、両国の怒りはそれぞれ尤もな部分はあります。
先日インドのニューデリーで『G-20』サミットが行われました。
このサミットは20ヶ国の代表者がそれぞれの国と個別に会談するというものなので、なかなか大変です。全部で190もの会談が開かれる計算ですね。
でーー。
この会談、インドとカナダの間では行われませんでした。そればかりか、他の国々の代表者がいる廊下でケンカしたらしいです。カナダ側は皆にこの状態を知ってもらって、仲間を増やそうという目論見があったとか無かったとか。
20日には両国ともが外交官の任を解き、5日以内に国外に出るようにと通告したと思えば、22日朝には両国ともがそれぞれの国への観光ビザの発行を中止しました。
これで貿易までストップしてしまうと、完全に国交断絶です。それぞれ相手国にいる方々も、自国に戻らないと身の安全が脅かされる事態に陥るかもしれません。
だいだい険悪になるのは隣り合っている国同士で、インドとカナダみたいに距離がある2国間では珍しいですよね。しかもカナダは南にアメリカの領土が大きく広がっているだけでなく、北にもアメリカ領土のアラスカがあって、ロシアともぶつからずに平和に存在してきた国ですから、どこかの国と険悪という状態はあまり聞いたことがないです。
あちこちに火の粉が飛んで事が大きくならないことを祈りたいです。
最近寝不足で。。
遠方の友人とのチャットに写真を貼ろうと何気なく撮ってみたら、頬がこけてブサイクな顔になってた🤣🤣。
あ、でも元気ですょ。