イタリアの友人カルロとメッセージを交わし始めたのは7年前。出会いはマッチングアプリ、ではなく、ある語学学習サイト😁。

 この語学学習サイトに、『私はイタリア語を学習したい、日本語を母国語とする人物』として登録した。その時すでにカルロは、『日本語を学習したい、イタリア語を母国語とする人物』として登録していた。
 サイトには『日本語ーイタリア語』 というエリアがあって、私のところに挙がってくるリストには、日本語を学習したいイタリア人がたくさん並び、向こうは逆である。で、気に入った人がいたらメッセージを送り、うまくいけばメッセージのやり取りを通して、お互いに学習したい言語を学べるというものである。

 登録し、自己紹介のメッセージを書き、それを見て一番最初にメッセージをくれたのがカルロだった。他にも数人からメッセージが来て、しばらくやり取りをしていた人たちも いたけれど、一番最後に残ったのが 彼だった。
 異種言語間で、お互いの言葉の行間もうまく読めなくても、それでも相性ってわかる もので、合う合わないってやっぱりあるのだ。カルロとは共通することが割といろいろあって、カルロと私の夫の年齢が一緒だったり、お互い1月生まれだったり、私の娘と彼の息子が同い年だったり。世代的にもほぼ同じだったので、話題もたくさんあって、料理もよくする人なので料理の話題もたくさん出てくる。

 でも極めつけは。
 
 私のピアノとバイオリンにつけていた名前「エリーゼ」と「マリー」が、それぞれ彼の 娘さんとお母さんの名前だった こと。
 最初私は気づかなくて。でもこの名前、イタリア語にすると「エリサ」と「マリア」なんだよね。

 ものすごい低い確率で、奇跡のような確率で、私たちは巡り合ったけれども、それでも出会うべくして出会ったと思えば、100パーセントの確率だったのかもしれない。

 先月結婚記念日と夫の誕生日を迎えた時に、なんとなくその話題になった。
 「結婚して何年になるニコニコ!?」と聞かれたので、22年だよって答えたら、こんな返事が帰ってきた。

 カ「22年といえば、2001年ニコニコ!?
 僕たちも、2001年に結婚した照れルンルン

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 昨日のお弁当お弁当