祖母の家から歩いて5分もかからないところに、小さくてあまり綺麗とは言えない店構えだけど、とーっても美味しいおうどん屋さんがありました。
席数は20席もなかったはず…とにかくいつも満席で、ご近所さんが暖簾下にずらっと並んでいるのがこのお店の印象。
だから、うちの祖母は私たちが遊びに行く日には必ずここで「玉買い(茹でうどんのテイクアウト)」をしてくれていて、祖母のお家で温め直して食べていたんです。
でも、ある時ときから、このおうどん屋さんの混雑具合がとんでもないことになってきました。
以前は、行列の内訳はご近所さんばかり。
それが、突如、県外のナンバープレートをつけた車が店前や近所にたくさん路上駐車をしてズラーーっと列をなすようになったんです。
あまりの盛況ぶりに、玉売りできる余力がないためお店で食べることしかできなくなり、それがまた行列を伸ばすことになり…気付けば、ピークタイムには警察が出動して交通整理を行うまでになりました。
その頃くらいから、祖母から「ご主人、体調悪いみたい。腰痛がかなりひどいんだって」という話をちらほら聞くように。
私が大人になった頃には、大盛況にもかかわらず、そのおうどん屋さんは閉店することとなりました。
だから、私にとっては思い出の味であり、今のうどんブームを冷やかに見てしまうキッカケとなった味がこのお店「宮武」なんです。。
と、前置きしておいて。
今回の帰省で、そのおうどん屋さんのお弟子さんが営む【宮武】にはじめて行ってきました!!
もう、暖簾から懐かしい…
宮武の名前をそのまま継承しているだけでなく、メニュー表も当時のものを飾っていましたよ。
でも、私そんなの知らなくて…
だってほとんどお店で食べてないから!!!笑
なので、祖母のお家での食べ方と同様に「湯だめ」をオーダー。
たぶん、玉買いする香川の一般家庭では一番スタンダードな食べ方のはず



宮武のおうどんは、捏ね・伸ばし・切りのすべてが手作業で作られています。
だから太さにちょっとだけバラつきがあったり、ねじれていたり、縮れていたり…あと、比較的塩味強めの讃岐うどんの中でも、しっかり塩味が効いている点も特徴かもしれません。
そして、お出汁がとにかく美味しい♡
贅沢に使った、いりこと干し椎茸からしっかりと出汁が出ていて、それがおろしたて(自分ですりおろすスタイル)のショウガとネギととーーーっても良く合うんです


いつもは「ぶっかけの冷」か頼まない、静岡出身の旦那くんも、宮武で「湯だめ」に目覚めたよう。
湯だめで食べると香りがしっかり楽しめる!!
と、すっかりハマってしまったそうです。
玉売りについては、一応聞いてみましたが「できることはできますが、かなりお待ちいただくかと…」とのこと。
作り置きしないで(というか全部手作業だからできない)打って切ったらすぐ茹でているので、お店で提供しながらテイクアウト分も少しずつ取り置きしていく方法になるので、一気にお渡しすることができないんだそうです。
また、このご主人も体調を崩されないように…お店で、有難くいただかなくては
ご馳走さまでした♡


