忙しくてブログが書けないまま年越し、明けてしまいました。
あまりおめでたい雰囲気ではない状況の年明けでしたが、みなさまは如何お過ごしでしょうか?
この度、能登半島地震において被災された皆様の安全と安心、そして健康、一日も早い復興を祈り、謹んでお見舞い申し上げます。
実は以下、昨年末に書いていた記事。
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一年を振り返るタイミングで、今年一番聴いたアーティスト…その問いには一発で「Björk」と答えられる。
最新アルバムではなく「VULNICURA」
3月に東京豊洲のガーデンシアターでやったライブ2公演に行けたから…。
チケットは昨年(2022)9月の抽選で当選して買えた。
それより遡ること21年前、東京のオーチャードホールと、昭和女子大学人見記念講堂で行われたライブのチケットは、10名近い友人を巻き込んで応募したのにも関わらず全て落選してしまった苦い思い出……それっきりBjörkのライブに参戦(応募)するタイミングがなかったのですが、今回は20年越しの憧れのアーティストの歌声を生で聴ける……
チケットが当選してからはほぼ毎日、Björkを聴きまくっていたけれど、一番胸に刺さったのが「Vulnicula」だった。
このアルバムの発売日当日にたまたま入った代官山TSUTAYAで視聴して買ったんだけど、Björkが離婚後に発表したアルバムだったから、ものすごく暗い印象で、あまり耳にしていなかったのだ。
このアルバムが発表されてから7年越しで、大好きなアルバムになったし、その次のアルバム「Utopia」も予習がてら聴きまくって、以前より好きになったピークで3月のガーデンシアターだった。
3月の20日、オーケストラ演奏で歌う『orchestral』。
神妙で厳かな場内のライトがオンタイムで一斉に落ちて始まった。
オープニングの1曲めはまさかの「Stonemilker」……アルバム『Vulnicura』の1曲目でこのアルバムで一番好きな歌だった。
鳥肌と共に涙が込み上げてきた。
「涙が込み上げて来た」なんて、ちょっと過剰だけど、20年越し……で、その20年間って物凄い生き様だったなぁ……なんて…イヤ、20年間の生き様云々じゃなくて、20年間っていう莫大な時間の大きさ?長さ?………それを超えて、そこに変わらぬ歌声を聴かせてくれる歌姫のパワーにヤられてしまったんだね。
それから1週間後3月28日同じ場所で行われたライブ[cornucopia]もチケットが当選したので行った。
こちらは『orchestral』とは趣向を変えて、最新のテクノロジーを駆使したライブ。
音楽と映像の融合みたいな…
開演前から世界観が場内に漂っていた。
なんとも言えぬ緊張した雰囲気。
この[cornucopia]は多分、Björk的には演劇要素を取り入れた…2017年に発売した「Utopia」の世界観を形にしたShowだったのではないだろうか?
映像だけでなく、ロープ状の緞帳を上手く使った演出が幻想的だった。
ロープ状だから1本1本が揺れ、それがデジタル映像と相乗効果で立体的に、そこに存在しているかのように見える(体験出来る)演出。
舞台の端に設置されたカマクラのような小さいドームの中で唄う(ドーム内で反響する声を聞かせてくれる)演出なんかもあって、これは彼女ならではのパフォーマンス(だって中に入ったら見えないし)だったのではないだろうか?
原始的な胞子とか微生物しか存在していない惑星のミュージカル…とでも言おうか。
そんな世界へ誘ってくれた歌姫Björk。
感激はもちろんなんだけれど、圧倒的存在感とパフォーマンス、歌唱に呆然と立つ尽くす。
聴き尽くしてるだけ……こんなコンサートは初めてだったかもしれない。
そんなこんなで2023年はぶっちぎりでBjörkを聴いた、聴きまくった一年でした。














