おはようございます!安藤です。

 

さっそく前回の記事の続きからいきたいと思います。

 

 

さて、この状況下でテンパイをとるべきか否か、流局後の点棒状況を場合分けして検証してみましょう。(おさらいとして、このゲームはトップから順に+90pt,+45pt,0,-150ptの完全順位制です。)

 

IF上家、下家ともにテンパイ

自分ノーテン→3着終了、0pt確定

自分テンパイ→オーラス続行一本場。29400、26800(自分)、26600、17200で親番。西入の可能性が高くなってるのでちょっと難しいですが、ラス目が離れているので期待ptは0pt越えてきそうですね。ややテンパイ優位といえそうです。

 

IF上家テンパイ、下家ノーテン

自分ノーテン→3着終了、0pt

自分テンパイ→オーラス続行一本場。30900、27300(自分)、27100、14700

先ほどよりかなり条件がいいですね。ラス目がマンガンツモってもラス目に落ちないのは大きいです(西入はしてしまいますが)。トップ目も大分近くなり、これならpt期待は大分プラスになってきそうですね、20から30ptくらいは見込めるのではないでしょうか。これはテンパイ取りがはっきりと優位ですね。

 

IF上家ノーテン、下家テンパイ

自分ノーテン→2着終了、45pt確定

自分テンパイ→30900、27300(自分)、24100、17700でオーラス続行。ラス目マンツモでのラス目落ちは残ってますがトップが近く、なにより親被りによる着順落ちがほぼなくなったので2着維持はかなり容易になっています。45pt見込めるかは少し微妙なので互角かややテンパイ崩し優位なケースでしょうか。

 

IF上家ノーテン、下家ノーテン

自分ノーテン→2着終了、45pt確定

自分テンパイ→31400、28800(自分)、24600、15200でオーラス続行。自分一人テンパイのケースですね。トップ目にもかなり近づき連帯率はかなりあがっていますね。これは期待pt45は超えそうですね、テンパイ有利そうです。

 

なお対面トップ目はかなり手を崩して降りていそうだったので場合分けからは除いています。

さてここまでの4ケースでテンパイ崩しが優位そうなのは1ケースのみ、さらに私の体感では上家下家共にしばらく私の安牌を並べてるので、テンパイしてる可能性は二人とも20%程度ではないでしょうか?

この数字が正しいとするとテンパイ崩しが有利になるのはわずか16%のケースのみ、だいぶテンパイ維持が有利そうです。

 

数字の見積もり方はかなり粗いですが、およそこの局面は素直にテンパイ維持優位といっていいでしょう。実戦で私が誤った原因としては、一つにテンパイ流局後の点棒状況をしっかりイメージしていなかった準備不足、一つはテンパイ時と非テンパイ時の比較ではなく、流局即45ptの誘惑に負けてしまった欲、ラス落ちの可能性を無くしたかった焦り等々が振り返ってみると大きいですね(T_T)

 

 

今回は私の未熟故、オーラステンパイクラッシュのいい例が示せなくて申し訳ないです。

次回の天鳳実戦譜では胸をはって私の思考を紹介できるよう精進します(/_;)

それではまたお会いしましょう、ご精読ありがとうございました\(^o^)/