🎶おはようございます🎶

遠州信康山長安院
清瀧寺浮屠良正

静岡県浜松市天竜区二俣町二俣

【金の生る木の傳】

当山旧蔵の版木より刷りあげました『金の生る木の伝』
縁起物としてよりも、心の糧として、日常生活の心得として生かして頂きたいと存じますので、ここに釈文(現代語訳)を載せて、御参考に供する次第です。

【家康公が或る時小姓に、『おまえたち、金の生る木、というものを知っているか』
小姓たちは『知りません』といって答えられませんでした、そこで家康公は筆をとって、幹の三本を書いて、『これを何時も信じて守っていれば、必ず金持ちになるぞ』と言いました】

丁度その時、細川三斎(中興)が次の間にいて『この幹の両側へこんな具合に枝を付け加えてみられたらどうでしょうか』と進言しました、

家康公は感心して『皆写していって家族の者たちに教えてやれ』といったそうです。

誰もお金が欲しいと思います、その為徳川家康公が自ら実験していることを指導した教訓であります。

金の生る木 (原版より)

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(現代語訳)

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天正7年(1579)9月15日、二俣城にて信康切腹、享年21歳、家康は浄土宗であるこのお寺・信康山清瀧寺に信康公を祀る

信康堂

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