かぼちゃ寺
妙 善 寺
ハズ観音
「ハズって何だ❔ と思われるかもしれませんが、これは地名の幡豆町から来ているんです、地元民以外は中々「幡豆=はず」とは読めません。
ここは中風除けのご利益があるそうです。
幡豆の民話
( お告げのかぼちゃ)
妙善寺が、昔西林寺と呼ばれていた頃、この寺の利春僧都に観音様から「福得をさずけるから、浜に出てみよ」とお告げを受けました。
寺の前の浜に出てみると、木のとも野菜ともつかない丸い形をしたものが、たくさん岸に打ち上げられていました。
和尚さんや村人たちが煮て食べてみると、甘くてとても美味しいものでした、この実を食べるようになってからは顔の色艶がよくなり、みんな生き生きとしてきたそうです、
その後、この実が「 かぼちゃ 」であるとわかりました。
毎年12月22日の冬至の日には
全国各地から奉納された南瓜で作った
「かぼちゃしるこ」がふるまわれ、
大勢の参拝客で賑わいます。