逍遙散や当帰芍薬散など
処方名の最後に『散』がつくものは、
生薬を粉にして作る。
でも
普通の薬局にある漢方薬で、〇〇散として売ってるものは
一度、生薬をグツグツ煮て
その『エキス』を固めて粉にしたもの。
名前に『散』とついていても、それはもはや『散』ではない。
『生薬エキスを粉にしたもの』と『生薬の粉』は
月とスッポン。
そもそも『エキス』には水溶性の成分しか入ってない。
本来の『散』で効果を発揮する脂溶性の成分が入ってないから…![]()
脂溶性の中でもとくに、精油成分(香り成分)
これは『エキス』には皆無と言って良い。
そこで、実際に逍遙散を作ってみました。
逍遙散は血が足りなくてイライラするタイプの女性にピッタリのお薬です。
ちょうどお客さんの中に大変イライラ💢が溜まっていらっしゃる方(女性)がいて、
(逍遙散が無いと家族に被害が及ぶという方です
)
その方にお出しすることにしました。
いつもはエキスでしたが、
生薬を粉にした『本物の逍遙散』をお渡ししました。
すると…
ご家族から次回以降も『本物の逍遙散』を出してくれるように頼まれました![]()
生理前になると性格が変貌し、当たり散らしていた女性が、
エキスを飲ませるとイライラしても暴れなくなったそうですが
本物の逍遙散を飲むと
嘘のように穏やかになったのだそうです![]()
ご本人が仰るには
飲んだらすっごいスッキリして、爽快だった
そうです。
それもそのはず。
逍遙散にはハッカが入っており、
粉にするとものすごーく良い香りがします![]()
(エキスではありえない)
実際、飲んでみると薄荷や他の生薬の香りが強くて
お腹の中からとっても爽快になります
そんなわけで、散剤に味を占めた魔ダヌキ。
川芎茶調散(頭痛のお薬)も作成しました。
こちらのお薬、エキス剤には生薬と茶葉のエキスが入っているのですが、
本来は清茶で飲むのが良いそうなのです。
そこで、頭が痛くなった日に
生薬を粉にして『川芎茶調散』を作成。
お湯を沸かしてお茶を淹れ、飲んでみました。
ぶっちゃけエキスの川芎茶調散で頭痛を治す時って、
時間かかるし、効き目はマイルドだし…って思っていましたが
やはり本物は違いました。
イブプロフェン並にスピーディーに効きました
活血薬もしっかり入っているので、
ついでに肩こりと首こりもスッキリ撃退されます![]()
頭痛が治ると同時に、首と肩がバキバキっと音を立ててほぐれて、
なんか呪いが解除されたような、
コルセットが取れたかのような
とにかく、めっちゃ爽快なんです![]()
コーヒーにもインスタント(エキス)と豆(本物)があるわけで。
ちゃんと豆から作った薬は効くのですね。
それもすごい効き目です。
(コーヒーも豆から淹れたものは美味しいです
)
エキスだけじゃダメだ…
死ぬほど生薬を勉強して、生薬を自由自在に使える魔ダヌキになろう![]()
と思いました。。