ep3_怒涛の2週間
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【はじめに】
このブログに書くことは全て「私」の主観です。
また乳がんに関するデータもネット検索の範囲です。
私の乳がんは、ルミナルAのステージ1。
治療は乳房温存手術と放射線、再発予防のために
女性ホルモンを抑える薬を1日1錠服用(継続中)。
抗がん剤治療は行なっていません。
おっぱいなんてもう用済みのアラフィフ。
ほおっておいても女性ホルモンが低下する更年期。
私の乳がんの場合、10年後の生存率9割以上。
そんな「軽度」の乳がんサバイバーの独り言だと思って
読んでいただけると幸いです。
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【怒涛の2週間】
主治医のスケジュールやらお盆休みやらの都合で、
乳がん確定から2週間後に手術をすることになりました。
病院の方針なのか主治医の性格なのか、
手術に向けてのCT検査やMRI検査も含め
どんどん日程が組まれていきます。
主治医「この日はどうですか?」
私「仕事の都合もあるので職場に相談してみないと」
主治医「とりあえず予約を入れておくので
都合が悪いようでしたら変更しましょう」
思わず「ホテルの予約かよ!」と
ツッコミたくなるほど軽〜いタッチ(笑)。
手術の説明もそんな調子でした。
主治医は私と同世代のアラフィフ男性。
偉ぶったところがなく、とても気さくな先生です。
ただ私にとっては、そこが良くもあり悪くもあり、
ブログのサブタイトル
「私と主治医の“とりあえず”5年戦争?」
の由来になるわけですが、その話はまた改めて。
乳がんの確定から手術までの2週間は
もうてんやわんやでした。
取材や原稿の締め切りがあり、
その合間を縫ってCT検査にMRI検査。
しかも連日の猛暑で移動だけでもグッタリです。
さらに術後の仕事のピンチヒッターを探したり、
傷跡に優しい下着をネットで調べて注文したり、
センチメンタルになってる暇などありません。
でも一番大変だったのは“禁煙”でした。
40代に突入してからタバコの本数が増え、
原稿を書くときはチェーンスモーカー状態。
そのうちタバコがないと書けなくなり、
乳がんが発覚する前の1〜2年は
1日に2箱吸う日もザラ。
夜なべともなれば3箱吸うことも。
タバコは百害あって一利なしだとわかっているし
自分でも止めたいと思い続けていました。
その上「乳がん」が発覚し
主治医から禁煙するよう言われたのに
ついタバコに手が伸びてしまう。
完全な依存症です。
検査のとき
「タバコは吸っていませんよね」と聞かれ
「はい」と嘘をついてしまう自分に
本当にマズイと思ったほどです。
でも、手術が終わってしばらく仕事を休めば
きっとタバコもやめられる!
乳がんは卒煙のきっかけをくれた!
ありがとう乳がん!
ブラボー乳がん!
そんな喜びと希望を心の支えに
怒涛の2週間を乗り切ったのでした。
ep2_「乳がん」という免罪符
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【はじめに】
このブログに書くことは全て「私」の主観です。
また乳がんに関するデータもネット検索の範囲です。
私の乳がんは、ルミナルAのステージ1。
治療は乳房温存手術と放射線、再発予防のために
女性ホルモンを抑える薬を1日1錠服用(継続中)。
抗がん剤治療は行なっていません。
おっぱいなんてもう用済みのアラフィフ。
ほおっておいても女性ホルモンが低下する更年期。
私の乳がんの場合、10年後の生存率9割以上。
そんな「軽度」の乳がんサバイバーの独り言だと思って
読んでいただけると幸いです。
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【「乳がん」という免罪符】
私の小梅ちゃん(シコリ)から組織をちょいと取り出して
精密検査をした結果、いよいよ「乳がん」が確定しました。
その時の気持ちは「ヤッター!」。
その場で小躍りしたくなるほど嬉しく、
主治医の説明を聞く顔も
ニヤケていたのではないかと。
なぜなら...
「これで一度、人生を立ち止まることができる!
その免罪符を手に入れた!」と思ったからです。
私の乳がんのサブタイプやステージ、
手術や治療方法が深刻なものではなかった
という安心感もあったのでしょうけれど、
小躍りしたくなるほど嬉しいとは、
今思うとちょっと普通じゃないですし、
そういう精神状況に至った当時の状況を思い出すと、
ゾッとします。
乳がんはストレスも大きな要因のひとつと言われますが
私も乳がんができ始めたであろう40代前半から
仕事量も責任もグググーーーンと跳ね上がり、
心身共にストレスに晒される日々でした。
でも、私の周りには
もっともっと責任のある仕事をこなして
素晴らしい結果を残している人たちがたくさんいて...
私のストレスなんてストレスのうちに入らない!
こんなことで弱音を吐いてたら置いていかれる!
足りないならもっと頑張ればいい!
部下に言おうものなら“パワハラ”になる精神論を、
そうとは気づかず自分自身に課していたのです。
40代という年齢も手伝って
年々体力が落ち、仕事のペースも遅くなり、
周りにしわ寄せがいってしまう。
気力が足りないから無理ができないのか、
体力が足りないと気力も出ないのか、
思い通りにいかない自分に腹が立ったり、
才能(なんてものはありませんが)が枯れたのかと
落ち込んでみたり。
こんなことなら、辞めた方がいいんじゃない?と
思ったことも一度や二度ではありませんでした。
でも後継者が見つからなくて辞められない、
さらには、ピンチ請負人みたいな仕事も依頼され...
おっと、この頃のストレス話は尽きないので
これくらいにして、
とにかく「乳がんができるのもわかるわ〜」
と納得してしまうほどの日々に追われ、
立ち止まることができないでいたのです。
そんな状況下での「乳がん」確定は、
まさしく神様が与えてくれた免罪符。
もし、精密検査の結果
「乳がんではありませんでした」と言われていたら
立ち直れないほど落ち込んでいたことでしょう(笑)。
ともあれ、めでたく(?)乳がんが確定し、
手術に向けてのあれこれがスタート!
それはまた次のエピソードで。
ep1_「乳がん」との出会い
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【はじめに】
このブログに書くことは全て「私」の主観です。
また乳がんに関するデータもネット検索の範囲です。
私の乳がんは、ルミナルAのステージ1。
治療は乳房温存手術と放射線、再発予防のために
女性ホルモンを抑える薬を1日1錠服用(継続中)。
抗がん剤治療は行なっていません。
おっぱいなんてもう用済みのアラフィフ。
ほおっておいても女性ホルモンが低下する更年期。
私の乳がんの場合、10年後の生存率9割以上。
そんな「軽度」の乳がんサバイバーの独り言だと思って
読んでいただけると幸いです。
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【「乳がん」との出会い】
一昨日は3ヶ月に一度の定期検診でした。
そういえば、2年前の今頃だったなぁ
胸にシコリを発見したのは...。
私と乳がんの出会いは「自覚症状」でした。
私は仕事でストレスが溜まると無意識に自分の胸を触る癖があり
(子どもの頃、お母さんのおっぱいで甘えた安心感を求めているのかも)
その日も何気なく胸を触ると、谷間側に「ゴリッ」とした小さな塊が...。
「胸を触る癖」と言うくらいですから、
わりと頻繁に触っています。
ついでにモミモミもしています(笑)。
あっ、在宅ワークなので
他人に見られることはありません。
もちろん人前でやることもありません。
さて、その「ゴリッ」としたものは、
大きさも触感も、小梅ちゃんキャンディーが
皮膚の下に埋め込まれているような感じでした。
もしかして乳がん!?
いや、いや、昨日までシコリはなかったじゃん。
昔触った「乳がん模型」の触感とも違うし、
急に大きくなるのは炎症とかおできとかじゃない?
頭も心もいたって冷静でしたが、
Tシャツは汗でしっとり。
体は正直なんですね。
こういう時はどうするか。
そう、取りあえずググるに限る!
私の小梅ちゃんをグリグリしながら
信頼性が高そうなサイトをいくつか調べてみると
「胸にシコリを感じても乳がんとは限らない」
「検査してみると乳がんではないことがよくある」
といった解説が見受けられました。
だよね。
元気だけが取り柄の私が乳がんだなんて
チャンチャラおかしい(笑)。
いきなり「乳がんかも!」と騒いで
勘違いでしたってのも恥ずかしい。
「でも自己判断は禁物。まずは検査を受けましょう」
そうなんだけど〜、仕事が忙しいし〜、
病院が多すぎてどこに行ったらいいかわからないし〜、
検査費用も高いし〜。
何より、検査を受けて乳がんではなかった時の
恥ずかしさやガッカリ感を想像して、
二の足を踏んでしまう自分がいました。
そうこうしているうちに、
自治体から乳がん検診(マンモ)の案内が。
おお、グッドタイミング!
検査費は無料だし、
結果が「要精密検査」になったら
また考えればいい!!
喜び勇んで自治体の検査を受けたのですが
「タダほど高いものはない」という通り、
この判断が思わぬ出費を招くことに...。
