今朝、ある女子社員が泣きながらやってきて

ある写真と小さい箱を手に持って 

「これを受付に置かせてもらってもいいですか」

というので何事かと思ったら、

被災した女性がパンをもらって泣いている写真だった。


その写真を見て何かできることをと、その女子社員は

手作りで募金箱をつくって、赤十字を通して募金をするのだという。

被災者の方々のことを思うと本当に胸が詰まる。


ささいな事でもいいから、被災者の為に出来ることを・・・。



しかし本当にとんでもないことになりつつある。


CNNではかなり冷静に今回の日本の震災について

報道しているが、それでもかなり危ない状態なのは誰でも分かる。


政府の福島原発に対しての後手後手の対策、報道にはあきれるばかりである。


アメリカの空母ロナルド・レーガン上での救助活動で被曝した人が、

(たいした被曝では無く任務に戻っているとはいえ)

原発から170キロ離れた場所であり、しかも安全を考えもっと安全な

海域に避難した、とCNNでは報道し自国民(アメリカ国民)の救助隊の

心配をしていた。


フランス大使館では日本からの避難を指示し、中国政府は中国人の

帰国の為にバスの手配および帰国のための飛行機の手配をしているという。


が、日本政府が避難指示を出したのはやっと30km・・・。

身体への影響もあるといいながら、なんと言う対応のまずさ。


海外ではメルトダウンの可能性も避けられないと言われているが、

それなら非常事態宣言を出すべきでは。

それにもっと大きな範囲での避難指示をしないといけない。

プルトニウム混合燃料が爆発すれば北半球全てに影響が出るが、

とりあえず30kmではないだろう・・・。


バーレーンでの暴動を抑えるためにサウジとUAEが軍隊を出したが、

いよいよ中東情勢も本丸に迫ってきた。

こちらの方もメルトダウン寸前である!

三陸沖と関東での地震で東日本が大変なことになっている。

地震での直接的な建物の倒壊、津波での被害、

それに原発での放射能汚染。


私も関西で阪神淡路大震災を間近で経験しているので

被災者の方々の大変さは本当に言葉に表せないほどだと思う。

今、日本の半分が危機的状況にある中で昨日と変わらずに

会社に来て、普通の生活を送っていることに後ろめたさを感じる。


朝からの会議で、会社として何が出来るかを話し合い、社員を始め

関係各社にも色々協力を求め少しでも被災者の方々に出来ること

をさせてもらおうと思う。


CNNニュースを見ていても各国からの支援が続々到着し、

そして本当に日本のことを支援してくれている。

ありがたいことである。


が、しかし本当の非常事態はこれからである。


北アフリカ、中東!

金融危機から端を発する世界情勢を取り巻く環境が今年に入って

一気に火を噴いた。

中東諸国が不安定になると、原油をほとんど中東諸国から輸入している

我が国にとっては非常に深刻な状態に陥る。


海軍力を持たない我が国にとって、ただでさえシーレーンの確保が

難しい状態になってきている上、中東各国に対して体制側なのか反体制側なのか

どっちつかずの我が国においては中東問題を議論することすら出来ていない。

クリーンなエネルギーなどといわれ世界各地で推進が進められつつあった原発も

福島原発の問題で世界中で止まることは必至である。


我が国においてそれ以外の発電方法としては水力発電があるが、

数年前からダムを造ることは悪いことのように言われている。


それに世界各地での異常気象においての食料不足の問題でも

穀物の輸出規制があり、穀物自給率が20%代の我が国において

非常に深刻な問題である。

そんな中で唯一100%を超える米においても東北穀倉地帯が壊滅したことにより

食糧不足についても絶望的である。


エネルギー、食料・・・!!


世界中見渡しても今から悪くなっても良くなる材料は見つからない。

まるで過去2度の世界大戦前夜の様な様相である。

学校ではあまり習わなかったが、その後どのように戦争になっていったかを

勉強した者にとっては本当にあの頃とそっくりである。


最悪の事態を何とか回避するためにあらゆる手段をとっていかねばならない。