こんにちは、紫雀です。

 

長女が小学生4年の頃の話。

クラスにクールなハンサムボーイがいた。

スポーツが出来、頭もよく、当然、女子に人気だった。

 

某PTAの集会にて、同じ役員のAさんと彼の事を話題にした。

 

「3組にあまのくんっていう男の子いるでしょ」

「うん、いるね。彼もてるでしょ。イケメンだし、性格もいいって」

 

この話を聞いていたTさん、少し離れた所で感慨ぶかげに言った。

 

「あまのくん……かぁ。

 私のクラスにもいたなぁ。

 かわいい顔して、女子に人気でクラス委員やってた子」

かっこいい彼に当然、自分も淡い恋心をいだいた。

 

「へぇ、そうなんだ」

 

 

「ある日私が窓辺に立って外を眺めてたら、あまのくんが近寄ってきたの」

「ふむふむ」

 

クラス一のイケメンが近寄ってきて

じーっとこっちを見てるもんだから

もう、心臓が口から飛び出るか思うほど鼓動が高鳴って

 

何?彼、私の事好きなのかしら?

やだ……めっちゃ見てる。

何か。は・ず・か・し・い。

もしかして告られるかも……。

と彼女は思ったそうだ。

 

かあーっと(≧▽≦)顏が赤くなる。

 

しばらくして彼が言った。

 

「Tさん、……」

「はいっ?」

「はなげ出てる」

『えっ?えっつ?』

 

はなげーっ!!

彼女の恋は見事に散ったのであった。

 

ほろ苦い恋の想いで……。

 

「あはははっ!おかしーっ」

「今だから、笑って話せるけどね……」

彼女は苦笑いしながら、語ってくれた。

 

あまのくんなんて、あまり聞かない名前だ。

Tさんは地元で結婚した人。

もしかして今の話は彼のお父さん?の話?

 

なんて穿った事を考えた。

以上、紫雀の体験談でした。σ(^_^;)